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2017年09月18日

シュート力と決定力

コンサドーレは決して弱くないと思うんですよ。
シュートまで行けるのに、最後の精度が悪い
こぼれ球に詰める位置に選手が居ない
これらは一見、運、不運が左右しているように見えますが、毎年上位に位置するチームがいる以上は、それだけで左右されない要素が必ずあるはずです。

例えばここに面白いデータがあります。
今シーズン前半戦、都倉選手はシュート力二位です。
http://www.football-lab.jp/summary/player_parameter/j1/?data=2&year=2017
でも、決定力ランキングには名前はありません。
http://www.football-lab.jp/summary/player_parameter/j1/?data=1&year=2017
都倉選手はシュート力20、決定力1と言うデータです。

昔、ガンバの遠藤選手のコロコロPKが話題になりましたが、極論を言えばゴールに入りさえすればゴロのボールでも決定力になるのです。
遠藤選手、マンU相手にもコロコロPKを決めました。
https://youtu.be/FajXHatO51A

キーパーの逆方向にパスを出す感覚で決定率は驚異の9割以上を誇っています。決定力の感覚のひとつですよね。
https://youtu.be/vIUOL14Ycdc

だからと言って、シュート力が要らない訳ではないんです。
神戸戦のポドルスキ選手のように、やはりDFもGKもシュート力がある選手を警戒する理由は説明不要でしょう。

では、シュート力=決定力にならない理由は?
ポジションや選手の特徴を考えると正解はひとつではないと思うのですが、選択肢の一つとしてこんな話がされています。
https://youtu.be/2cwQwUKBPqA

体幹の優れた長友正解は、セリエAのトップチームのひとつであるインテルに長年在籍している日本を代表するプレーヤーの1人です。
彼の最大の特徴は、身体がブレないので倒れないし、速く、キックも正確と言うところです。必要な筋肉、使うべき筋肉を常に意識しているようでトレーニングも欠かさないと聞きます。
この動画の冒頭、長友選手と本田圭佑選手の体幹の強さ、倒れないバランスのいいプレーは流石です。
https://youtu.be/1MnkWXGmNpM

日本代表の原口元気選手は、地道に一から自分の身体を作り変え代表に定着する選手になったそうです。
https://youtu.be/wtUUihxbhz8
(↑動画と音声にズレがあります。動画の20分位から肉体改造の話になります)

自分のプレースタイルを考え、どのような身体を作るべきなのか?
サッカー選手は自分の身体が武器ですし、テクニックもフィジカルもどっちかひとつだけではバランスも悪いです。

今年の天皇杯でコンサドーレがジャイアントキリングを喰らったいわきFCのチームコンセプトは、まさに身体づくりだそうです。
チーム全員が都倉選手なみのフィジカルを持つと言えば分かりやすいでしょうか?
https://youtu.be/wnIl3doeFQc

NHKでも取り上げられましたね。コンサドーレは引き立て役になりました。
https://youtu.be/wSJDx_kwQk0

チームコンセプトに「これが正しい」という正解はなく、単純に勝っているチームの真似をしたら勝てると言うチーム作りは間違いですが、負けた相手から何を吸収して強化につなげるかということも必要だと思います。

posted by ykk-i |07:37 | 思いつきコラム | コメント(0) | トラックバック(0)

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