2012年06月28日
サラダ記念日
ひろしお約束どおり昨日に書こうとしたことを書きます。 「サラダ記念日」という言葉があります。 俵万智さんが書いた短歌から有名になった言葉です。 その「サラダ記念日」は毎年7月6日になっています。 私はこの7月6日は俵さんが思いつくままに短歌に詠んだものと思っていました。 ところが我が家にいる歌人でもあり、短歌評論家はそれは違うと言いました。 この歌にはそれなりに深い意味合いが含まれていると。 つまりは7月6日は七夕である7月7日の前日、恋人達には1年に1度の特別な日であるというのです。 誕生日もそうですが会いたかった日を迎える前日に彼女達は気持ちを高揚させる日でもあるとの意を含むと言うのです。 古来七夕の和歌はたくさんあり、それを踏まえたうえで俵さんは7月6日に思いを含めたと評論づけています。 そうか 昨夜夕飯を食べながら、我が家のむくつけき男ふたりは文化を語りあいました。 そして 私が借りてきた華流ドラマがくしくも「織姫の祈り」です。偶然にしても出来すぎです。 台湾では「天涯織女」といい、1話2話を見て 「おしん」 です そんな短歌を話にする機会が多い我が家は 宣伝をぶちかまします。 明日6月29日発行する書籍がありまする '「世界中 が 夕焼け」 穂村弘の短歌の秘密 穂村 弘・山田 航 著 新潮社' 息子が共著ということで。。。 短歌評論をしているプログを書籍にした。もちろん加筆と書き下ろしもしたみたい。 この本を出したいがために自分の歌集は後回しになりました。 1年も待たされるなんてねぇ。
posted by 去舟庵海人 |20:41 | 短歌 | コメント(2) | トラックバック(1)
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この記事に対するコメント一覧
Re:サラダ記念日
え! 航さんて言うの、息子さん!
いかにも、去舟庵が付けそうなお名前ですね!
「サラダ記念日」が発刊された頃を覚えています。落語の仲間が購入して「凄えェ、凄えェ」を連発していました。
posted by ボーナス | 2012-06-29 00:57
Re:サラダ記念日
ペンネームでも作ればよかったのにと思いますが、息子は最初に新聞の投稿から始まったため、本名ですわ。
今に至ればもうこの名前で知れ渡ってしまいましたので、いいんじゃないですか。
歌人は結構本名の人も多いみたいです。
あと名前は私の思い入れです。娘もそんな名前になっています。
そして次男のときはネタ切れを起こしまして、一番悩みました。
キラキラネームではありません。それはねぇ・・・です。
posted by 去舟庵海人| 2012-06-30 00:57