2008年01月21日
『サイドチェンジの罠』
19日に、日本代表トレーニングキャンプで、 日本代表vs鹿屋体育大との45分×3本のゲームが行われた。 (※以下、J's GOALの記事より) http://www.jsgoal.jp/news/00059000/00059797.html http://www.jsgoal.jp/news/00059000/00059790.html 結果は、9-0で日本代表の圧勝であった。 しかし、勝って当たり前なので結果自体にはあまり意味はないだろう。 マスコミ報道だとFWの得点に注目が集まっていたが、これから岡田監督が 評価の高かったオシムの後にどういうサッカーをするのかに私は興味がある。評価の高い人の後にやるのは、誰だって嫌だろうし(笑。以前の記事でも、岡田監督はキーワードとして「接近・展開・連続」と言うことを言っていた。 「接近」とは、狭いところでパスをまわして相手をボールサイド(ボール所持者の周辺)に集め、 そして、一気に空いた逆サイドのスペースに「展開」し、 「接近」と「展開」を「連続」して繰り返していくということらしい。 (マスコミでも結構この点が報道されていました。) 狭いところでのパスまわしは、オシム前監督の「人もボールも動くサッカー」で、 逆サイドのスペースへの展開が、岡田流のアレンジと言ったところか。まだ、周囲も選手も監督の戦術に対してよく分からない印象が強かったが…(笑ボールが動く(回る)ように常に選手はポジションを変え、反対サイドにも誰か走りこむとか めちゃくちゃ体力を必要としそうな戦術だなぁという印象。 しかも、プレッシングサッカーなので前線からの積極的なプレスで守備もする。 体力は持つのだろうか?(笑 それと、前回の私の記事でも指摘したように サイドチェンジをはじめとする横パス一般が持つ弊害によって、 「逆に不用意な横パスをカットされて相手のカウンターを食らう場面が2度3度あった。 特に37分のピンチは、相手FWのシュートがポストに当たったほど。 途中交代のGK西川周作(大分)が何とか抑えたが、少しでもズレていたら、 日本代表は格下チームに1点を与えているところだった。」 と上記のリンク先の記事でも指摘されるようなピンチを招いている。 そして、その点は岡田監督も分かっているようで、当たり前ですけどね(・・;)「リスクを冒してはいけないところでのミスパスがあってピンチになるところがかなりあった。」 と言っている。 まあ、合宿始まってすぐなので連携はとれていないのでしょうけれど。 オシムの土台があるとはいえ、かなり組織的なサッカーを目指している印象なので、 今年すぐW杯予選が始まるのに形になるまで時間がかかりそうでちょっと心配です。 組織的なサッカーは日本人が得意であるとされているサッカーな訳ですから、 サッカー強豪国に勝つには「個」で劣る日本は、「組織」を更に強化していく という発想は妥当な考え方だとは思います。 日本代表がどんなサッカーを見せてくれるのか、 壮行試合である26日のチリ戦が、楽しみになりました。
posted by whiteowl |22:55 | National Team (日本代表) | コメント(0) | トラックバック(1)
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