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2010年06月24日

札幌低迷の原因は、FWの不調による決定力不足なのか? -その1-

最近W杯のネタばかりなので、久々にコンサドーレの話題も(-"-;A ...


W杯中断前、19チーム中12位と下位に沈む我らがコンサドーレ札幌。


この低迷の原因として、FWの得点が少ない!
近藤が3点、キリノは2点、内村も2点しかとってない。

昇格するチームには、必ず得点ランク上位にFWの選手がいる。

だから、この低迷の原因は、FWの決定力不足 だ!FWがもっと点をとれば勝てる!


という短絡的な言説がまことしやかに、某紙辺りから流れております。





確かに、FWがもっと点をとれば勝つでしょう。それは間違いない。

ただ、FWの決定力がより問題となるのは、
堅守速攻のカウンター戦術をとっているチームなのではないでしょうか。

堅守速攻のカウンター戦術をとるチームは、FWにボールを集めますから、
FWの決定力が、そのままチームの浮沈に影響する。

昨年と今年を比べた時の水戸と草津なんかが象徴的なのではないでしょうか。
荒田と高崎が抜けた水戸と都倉の抜けた草津は昨年より下位になっています。

つまり、このような堅守速攻型のチームの場合は、
決定力のあるFWを引き抜かれるとチームに与える影響がより大きいので、
FWの決定力がそのままチームの浮沈の鍵を握ることになりやすい。


しかし、札幌の場合は、昨季19得点で得点ランク5位のキリノ、
(愛媛でですが、)18得点で8位の内村と昨年のJ2得点ランクトップ10の選手が二人もいて、
さらにFC東京から近藤も獲得していながら、12位に低迷している。


FWの決定力が問題なら、少なくとも実績は残しているFWはいるわけです。

では、今季の札幌の低迷は、
この3人の調子が揃いも揃って悪いからということで終わるのでしょうか?


まして、一応、札幌は堅守速攻型のチームからの脱却を試みているチームです。


これから、もう少し掘り下げて考えていきたいと思います。



posted by whiteowl |13:20 | Consadole Sapporo | コメント(0) | トラックバック(1)

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栃木。 【フラッ太のユルネバ日記】

 W杯モードはちょっとお休み。  コンサ以外で今年気になっているJ2のクラブチームとして栃木と愛媛がある。  栃木には岡田佑樹が、愛媛には石井謙伍が在籍しているというのが大きいが、特に栃木は松田体制2年目ということもあって、手堅いチーム作りでどこまで上がってくるかに注目していた。岡田はアシストでけっこう活躍していてうれしい反面、ちとホロ苦い気持ちになる。しかし、この時点でコンサが追いかける立場になろうとは思わなんだ(汗)。  栃木SC 6位 勝ち点26 7勝5分け4敗 得点21 失点13 得失点差+8  

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