2010年03月22日
勝利への執念。 【第3節 栃木戦】
日時:2010年3月21日(日)13:03キックオフ 会場:栃木県グリーンスタジアム [入場者数] 4,752人 [天候] 晴、気温16.3℃、湿度32% [主審] 大西 弘幸 [副審] 野口 達生 / 清野 裕介 栃木 0 - 1 札幌 〇得点 前半19分 内村 圭宏
アウェイの栃木戦は、前半19分、相手のクリアミスを拾ったキリノが内村に送って、
その内村が冷静に決めて先制した札幌がそのまま1−0で今シーズン初勝利!
前節、ホーム開幕で福岡に大敗した直後の試合、
昇格に向けて開幕3戦勝ち星なしだけは避けたかっただけに、
本当に勝って良かった。ホッとしたという感じ(-"-;A ...
そして、特に石崎監督の勝利への執念を感じた試合だったのではないでしょうか。
まず監督の執念を感じたのは、現実路線へのスタメン変更。
開幕から2戦、若手を多く使っていましたが、結果が出なかったこともあり、
このままチームが沈んでは、去年と同じになってしまうという危機感からでしょうか。
若手に代えてベテランを入れ、より現実的に、守備のバランスをとったスタメンでした。
ボランチに上里と宮澤の併用を止めて芳賀。藤山をCBにいれて、西嶋を右SB。
内村を左SHでスタメン起用し、古田を先発から外しました。
近藤 キリノ
内村 藤田
芳賀 宮澤
岩沼 石川 藤山 西嶋
高原
CBに怪我人が多く、DFラインが不安定な中で、 彼らの成長に期待しての開幕からの起用だったのでしょうが、 上里、宮澤のダブルボランチは、ギャンブルだったと思います(-"-;A ... そこに攻守に安定したポジショニングがとれる芳賀が入ることで、 一発でチャンスをつくるような派手さはありませんが、攻守に安定感が生まれた。 この試合では、その安定感が、他の選手にも良い影響を与えていたと思います。 怪我人が復帰しはじめ、少なくともDFラインが安定するまでは、 しばらく現実路線を堅持した方が良いのではないでしょうか・・・。 また、今節の藤山は、相手にとって嫌な守備をしていました。 上背がなくても、これまでJ1を潜り抜けてきた激しい寄せと的確な読みが素晴らしかった。 最終防衛線であるDFラインでのあの厳しさが特に必要だったと思います。 また、今節左SHに入った内村は、他のSH候補の選手とは頭一つ抜けた存在感を示しました。 近藤、キリノとのコンビネーションは今後に期待を持たせる内容でした。 今節のスタメンは奇策でもなんでもなく、 監督が勝利への執念から、現実路線をとった結果であったと思います。
後は、前半のリードと後半の風上を意識したものなのかはわからないですが、 少なくともハーフタイムのコメントからはわからない…(・・;) 【J2:第3節 栃木 vs 札幌】ハーフタイムコメント(10.03.21) >後半は相手はもうはっきりしたというか、しっかり守ってカウンターを狙うことが明確だった。 【J2:第3節 栃木 vs 札幌】松田浩監督(栃木)記者会見コメント(10.03.21) ぶっちゃけ前半も、札幌もロングボールが多く、 石崎監督の代名詞でもある前線のプレス(フォアチェック)からの ショートカウンターが機能していたとはいいがたかったと思います。 前半リードして、後半、追加点を狙って前がかりになるのではなく、 もし、意図的に引いて守った(リトリート)とすれば、 “勝ちにこだわった采配”だったといえるでしょう。
“現実路線へのスタメン変更”と“勝ちにこだわった采配”、 以上の二つの理由から石崎監督は内容よりも勝ちにこだわって、 今節は目論見どおり勝った試合だったといえるのではないでしょうか。 やっと今年初勝利したとはいえ、まだまだ石崎監督がやりたいサッカーが、 出来ているとはいいがたいと思いますから、試合内容ももっと良くしていって欲しいですが、 石崎監督はこれからも選手の成長を促しつつ、 結果も出すという難しい舵取りを求められそうですね(-"-;A ...
posted by whiteowl |16:15 | 2010 J-league Games | コメント(5) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:勝利への執念。 【第3節 栃木戦】
>石崎監督はこれからも選手の成長を促しつつ、結果も出すという難しい舵取りを求められそうですね(-"-;A ...
ここの"バランス"は、今年の"鍵"でしょうね。
就任1年目の昨季とは決定的に異なる部分。
今節で3連勝を果たしたチームがある以上、次節も、"勝ち"を狙いに行く、whiteowlさんのおっしゃるところの"現実路線"をとる必要があると思っています。
posted by はげお | 2010-03-22 18:29
Re:勝利への執念。 【第3節 栃木戦】
もうちょっと楽に勝てたんでしょうけど、このメンバーならこの程度のことはできるという手応えは石崎監督は感じていたのではないでしょうか。去年からの上積みを結果としては表現できたのかな、と。
ただ、ここからどうやってチームとしての強さを積み上げていくか。
当分は勝ち点優先でメンバーは動かさずに行くと思いますが、長いリーグ戦を戦い抜く上でどこで勝負をかけるかという点では見るべきところが増えたように思います。
posted by フラッ太 | 2010-03-23 02:17
Re:勝利への執念。 【第3節 栃木戦】のお返事。
>はげおさん
>就任1年目の昨季とは決定的に異なる部分。
ある程度結果を出さないと経営的に厳しいですし、
監督の進退にもかかわることでしょうしね(-"-;A ...
>フラッ太さん
>ここからどうやってチームとしての強さを積み上げていくか。
そうでしょうね。
キリノや藤田の惜しいヘディングを決めきれるか、そこまでの動きは良くなってきているので、
あとは、少なくともゴールの枠に飛ばせるようになればもっと楽しくサッカーが観れそうです(笑)。
posted by whiteowl | 2010-03-23 15:32
Re:勝利への執念。 【第3節 栃木戦】
うーん、とりあえず勝てて良かったね・・・という感じです。2点目が取れないのは相変わらずですし、藤山が良かったというより相手が・・・という部分も少なからずありました。(ポジションの取り方はさすがです。)
ボランチでボールを奪うなら芳賀ですが攻撃のプレーに対して石崎監督はご不満のようです。まあ、正直両方きちんと出来たら、買われて行っちゃうわけで難しいところではあります。
明確に去年より進歩した部分が見られないのは厳しいですね。昨年の昇格チームは明確に、進歩したなあって感じがありました。コンサからはまだ感じないんですよね。
近代サッカーは守備から攻撃の切り替えのスピードがどれくらい早いかっていうのが一つテーマだと思うので、このスピードが上がってきたら連勝出来るようになると思います。
posted by langu | 2010-03-23 23:01
Re:勝利への執念。 【第3節 栃木戦】のお返事。(languさんへ)
>とりあえず勝てて良かった
そうですね。危なかったですね(-"-;A ...
確かに、相手が栃木だったということもあったでしょうね。
>明確に去年より進歩した部分が見られないのは厳しい
仰るように、4−4−2の場合は、真ん中の二人が攻守に鍵を握りますから、
その出来がチームの成績に大きく影響すると思います。
ただ、敢えてあげるなら、2トップにしたことが“進化”だと思うんですが、
まだ機能していないというところでしょうか・・・。
>守備から攻撃の切り替えのスピードがどれくらい早いか
そうですね。攻守が表裏一体になってきているので、
良い攻撃をするためには良い守備が必要になってきています。
ただ、後ろに下がることだけが、守ることではないので、
前から積極的にプレスをかける、DFラインをあげるといった
攻めの姿勢の守備が鍵になってくるのではないでしょうか。
posted by whiteowl | 2010-03-24 14:43
