2010年03月06日

サッカーは11人。

野球は9人でやるので選手のことを“ナイン”、サッカーは11人でやるので“イレブン”、
ラグビーは15人でやるので“フィフティーン”といったりする。

ただ、サッカーが野球やラグビーとは明らかに違うところがある。
それは、GKは必ず一人いるが、他の10人の選手のポジションが自由であるということ。

ここがサッカーの面白いところでもある。


極端な例では、常に前線にいるFWをおかないチームもあり、
0トップといわれたりもする。

“DF−MF−FW”の人数の組合せは、

4−4−2、4−3−3、4−5−1、3−5−2、3−4−3などなど、

ある程度のパターンはあれど、選手の適正を見極め、
どういうサッカーを見せるかというチームコンセプトを実現するために
どのフォーメーションを選ぶかは自由だ。





さて、今季、開幕を迎える我らがコンサドーレ札幌は、
昨年メインで使っていた4−2−3−1から4−4−2にフォーメーションを変えるようだ。


昨季、チームの中心で守備に難のあったクライトンをボランチではなく
トップ下で起用するための4−2−3−1だった。

ハファエルがいたころは、4−4−2でしたが。

今年は、キリノのDFラインの裏に抜けるスピードを活かすために
FWにポストプレーのできる選手を追加して、
その代わりに中盤の選手を一人削った4−4−2がメインになるらしい。

FWが一人増えるので単純に今年の方が攻撃の破壊力があるというわけではないけれど、
前線にポストプレーでタメをつくれる近藤が入ることで、攻撃のバリエーションは増えるだろう。


しか〜し、ここでサッカーは11人という制約が出てくる。
FWを増やせば当然どこかの人数を減らさなくてはいけない。
4−5−1から4−4−2への課題は、一人減った中盤だろう。

単純に考えて、昨年5人でやっていたところを今年は4人でやろうとしているのだから、
中盤の一人一人が昨年以上に走り、力を発揮しなければ機能しない。

サッカーは11人なので、ピッチのどこかで楽をすれば、どこかにしわ寄せが来る。

裏を返せば、どこかで苦労すれば別の場所が楽になる。


昨年は中盤に人数をかけ攻撃の組み立ての部分で楽をしていたので、
ボールは保持できても攻撃に迫力がなかったともいえる。

前線に人数をかけるには、それ以外の場所で踏ん張らなければならない。
しかも、相手の中盤の人数よりも最初のフォーメーションの配置で数的優位にない。

そこで相手よりも中盤で優位に立つには、相手より走り、DFラインから中盤に顔を出し、
中盤の選手が体を張ってボールをキープし、相手を引きつけてプレッシャーのある状態で、
攻撃の組み立てに参加して踏ん張らないと前線が楽にならない。




今年、石崎監督が、4−5−1から4−4−2に変えたのは、
昨年、中盤の選手が成長したという計算もあるのでしょう。

そうはいっても、不安ですが(-"-;A ...

今シーズンの鍵になるのは、人数が減った中盤の選手が、
攻守にどれだけ貢献できるかだと思っているので、
そこを特に注目して見ていきたいと思っています。


posted by whiteowl |12:14 | Consadole Sapporo | コメント(2) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:サッカーは11人。

4-4-2にしても、キリノ抜きだと攻撃に迫力がなかったです…。

>今シーズンの鍵になるのは、人数が減った中盤の選手が、攻守にどれだけ貢献できるかだと思っているので、

だから、芳賀ですよう、今年の鍵は。何とか本職のDFを4枚そろえて、ボランチを攻守1枚ずつ置ける状態にしたい、あるいは不甲斐ないDFはいっそ3枚にして、守備も攻撃も中盤でコントロールしたいところです。by妄想監督

posted by MasaMaru | 2010-03-07 23:24

Re:サッカーは11人。のお返事。(MasaMaruさんへ)

まあ、開幕戦をどう評価するかでしょうね。

勝点2失ったと考えるか、勝点1を拾ったと考えるか。

私はあまり期待していなかったこともありますけれど(苦笑)、
前半のサッカーで2点取れなかったのが全てだったんじゃないかと思います。

ホーム開幕では、もう少し落ちついたサッカーが見たいですが(-"-;A ...

posted by whiteowl | 2010-03-08 18:58

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