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2008年03月16日

ラストの二失点はチームとしての課題 -2節 横浜FM戦-

後半、クライトン>藤田>ダビィとつながって先制したが、
86分と87分に立続けに大島に得点され、1-2で逆転負け。

失点すると殊にDFライン、GKの責任にされがちだ。今回の終了間際の2失点は、
確かにDFラインの集中力の切れたような緩慢なプレイが原因のようにも見える。
試合終了間際はデータ的にも得点が入ることが多く、勝ちきることの難しさ、
終盤での集中力、体力の欠如が敗戦を招いたともいえる。
しかし、私はDFラインの選手に同情する。

特に後半、守る時間が長すぎた。ボールをほとんどキープできず、
守備はほとんど休むことができなかった。精神的、肉体的に限界であったと思う。
よくいわれることだが、自分たちでボールを回すのと回されるのでは、体力の減り方が違う。
横浜FMのボール回しが、ボディブローのように効きDFラインが段々下がってきた。
そして、最後の局面で、精神的体力的限界から、後一歩が出なくなってしまった。
そこで立て直す暇もなく、立続けに失点したのだと思っている。

センターバックの吉弘は22歳、平岡は21歳。
出場経験も浅く、彼らのプレイには可能性も感じたが、
(特に、前半の坂田のシュートをヘッドでかきだした吉弘のプレイはすごかった。
平岡も最終ラインから時折見せるロングパスにセンスの高さを垣間見た。)
平岡はトラップミスをしてピンチを招くなど試合慣れしていないせいか
プレイにまだ余裕が感じられず、経験不足は否めない。
J2を堅守で優勝したとはいえ、DFラインで昨季のメンバーは西嶋だけ。
本来ならばもっと余裕がある状況で、彼らの成長を期待したいところなのだが、
彼らの踏ん張りに最後まで期待しなければいけないというチーム事情は、
彼らにとっても過酷だろう。(それに負けないで欲しいとは思うが。)

従って、『後半もっとボールをキープする時間を作れなかったこと』が、
根本的な敗因ではないか。
三浦監督も試合後のインタビューで↓のように答えている。
>攻撃についてはやっぱりボールを保持する時間が短い。

ボールキープの上で、札幌の場合キーとなる両SH、
特に西は、自信のないプレイが見られた。ボールを持ちたがらない。
すぐにパスを出す。守備の意識が強かったせいか特徴であるはずの攻撃面で
パッとしなかった印象。交代で入った選手も存在感を示せなかった。
(相手の桑原監督も同じように選手交代して対抗したという采配の上手さもあったと思う。)
SHは、西谷が復帰するのを待つしかないのだろうか。

クライトンは上手いと思うが、まだチーム戦術にフィットしていない感じ。
三浦式ゾーンディフェンスを理解して、ボランチとしてはまればもっと活躍しそう。
(そういえば、PK蹴るって、他の選手、誰も言わなかったんだろうか?チームで決まってたのかな。)

唯一、GKの佐藤は当たっていたように見えるが、もっとできると思う。
これについては、また別の機会に書こうと思っています。

次節は、代表戦の関係で、ナビスコがあってちょっと時間があるので
クライトンの戦術理解と復帰者の活躍に期待したいところ。


posted by whiteowl |12:54 | 2008 J-league Games | コメント(0) | トラックバック(1)

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