2007年12月03日
本気と書いてマジなのだ
りょうぼさんの所からつないでいたYOU TUBEを見ていたら初めて泣けてきた。 何年もよく耐えたと言われたらきっと弱い。 ここ数年、どんどん人が減っていったけれど、応援をやめる時っていうのは別にチームが嫌いになるわけではない。 すーっと心が冷えてしまうのだ。 心の事なのでそうなってしまったらもう仕方がない。 幸いなのか何なのか、自分はこの10年そういうことはなかった。 一般的に低迷したと言われるここ5年にしても。 それで、ここ数年で忘れられない試合を考えてみたら、去年の9月27日のどしゃ降り平日ナイター厚別。 当日のこんな条件では試合に行けない人は沢山いたので、行けた私と友人は大変ラッキーではありまして。 しかし、座っていた席から遠くに見えたドームでは他の競技の試合も行われていた。 満員のドームではそれは楽しい試合だったらしい。 でも自分はきっと行っても楽しくはなかっただろう。 どこかの本に(漫画かな)あった言葉で 「望んで居るのでなければ、どんな天国だって地獄だよ」 てのがある。 その日は最低観客数(だよね)でどしゃ降りで、成績もイマイチなチームの応援は傍から見たらかなりの地獄なのだろう。(いや、札幌は恵まれている方だから実際そんな事はないけれど) でもその地獄が「望んでいる場所」だから自分には天国なのだ。 実際その日は6-0という天にも昇る結果で、後半途中から笑い続けた口の中に雨が入った。 「みたか!」って気持ちもあったと思う。 居たい場所に居るから、J2最下位にいてさえ苦でもなんでもなかったけれど、地獄だと思っている人達に、もうダメだねと言われるのだけは苦だったから。 だから一昨日の結果にお祝いも言われて、嬉しいのは勿論だけど、正直ほっとしたーとひたすら気が抜けていた。 でも「何年もよく耐えたね」といわれたら、そういえばそうかと思い至って泣く。かも。 芳賀CAPはそこを慮って挨拶でそういってくれたのかな、と思う。 単純に、よかったねという事ではなくて、よく耐えましたねって。 さすがに耐えましたねとはいえないから、ああいう言葉になったのかなーと。 勝手に脳内変換させていただくよー。 毎年思うけど、契約満了の選手にも、引退の選手にも自分の天国の居場所があるといいなと思う。 もしかしたら、出場できない現状が地獄だったかもしれない。 見返しで「みたか」でも、何でもいいから、何年かかかってもいいから、この先の望んだ場所に居られますように。 今度会ったら(見たら)笑えますように。 生きてさえいればまた会える(見れる)からね。 10年程前? お金がないと報道されてから、しばらくは朝刊を開こうとするたびに「札幌消滅」という文字が載っていない事を祈ってから開いた。 パソコンも無い頃で情報源は少ない。 毎朝ドキドキした。 某野球選手が、子供の頃球場に応援に来ていた自分に、将来野球選手になるんだよと教えてあげたいと言っていた。 自分ならば、10年前の自分には「10年後まだチームあるぞー」と教えてあげたい。 (でもそれ聞いたら、多分株は買ってない・・・) 10年後は遠いから、自分が生きているか分らないけど「さらにまだあるぞー」といいたいものだ。(いなかったら眠ってる所に報告よろしく) 心がすーっと冷えない事を祈って。(←台無し)
更新しようとして、何だこれーと思った・・・すぐに次を更新して、闇に紛れたエントリーにしてやろう。 いい子は夜中にブログを書かないように。
posted by Y方 |04:39 | まれに覚醒 | コメント(4) | トラックバック(0)