Waltz for CONSA

久しぶりに派手に負けましたな。完敗ですわ。
最初の約20分のウチの猛攻を紙一重でしのいだ後、
家長選手の憎たらしいくらい巧いシュートで先制して、
べっこり凹んだウチのメンタルを容赦なくボコボコにしていく川崎様。
さすがJ1チャンピオンです。
失点前に、「こうやってウチが一生懸命攻撃してチャンス作っても、
川崎はきっと簡単に点取るんだろな」とつぶやいた通りの展開になりました。
等々力で勝つのはまた来年への宿題だね。

いつもだったら1点先制されたからといっても、選手は「だから何？」ってビクともせずに、
やるべきことをやって同点、逆転できていた。私も「大丈夫大丈夫」って思っていた。
だけど1点であれだけガックリくるのは、もう相当気が張っていた証拠なのだろう。
大きな地震があって選手自身の生活環境もガラリと変わり、
自分や家族を守るため、練習どころの話じゃない。
そして、みんなが自分たちに期待をしているという、目に見えないプレッシャーもかかって。
後半はただ自滅していくだけの我がクラブを見ているのはつらかったよ。
でも、失点するごとに反比例するかのように声が大きくなる赤黒サポに、
私もつらくても最後まで応援して見届けなきゃと思いました。

ま、それにしたって0-7ですからねwww点入れられすぎだろっていう。
試合後に各メディアで「地震にまけずサポ大声援！選手もがんばった！」的な記事を何個か見たが、
「いやいやいや普通に弱いだけっすからw」とか思って。
0-7で敗戦して7点とも違う選手が得点したのって、2012年に鹿島にウチが同様にやられた時以来、
っていう記事を見た時がいちばん笑えました。ほんとウチって負の記録作るの好きだなwww

川崎に勝つという課題は来年に持ち越したので、
次は鹿島に勝つという課題をぜひぜひクリアしましょう！
日曜日は等々力に集まったキモサポに負けずに応援しなくては。

そういえば地震が起きた時のこと全然書いてなかったので、ちらっと書くよ。

最初ズズンって小さい揺れがあったかと思ったら急にミシミシミシって大きな横揺れになって、
「わー」とか間抜けな声を出しましたw
そして横に置いていたスマホから「地震です地震です地震です」って連呼されて
「知ってるって！」とかこれまた間抜けなことを思いましたw
うちは高台の方にあるんだけど、地震と同時に停電したので真っ暗になった。
でも窓から外を見たら下の方は電気付いてて、なんでだよーって思った。
後からそっちに住んでる人に聞いたら10分くらいで停電したみたいだし、人それぞれだったんだね。
あと、洗って置いておいた大事な☆SAPPOROのビアグラスが割れてしまい、非常に残念でした。

そういえば前日に台風が来て私の実家が停電になって、
実家近くに住んでるうちの妹に様子を見に行ってもらったんだけど、
その時に「周り真っ暗で交差点では警察が手信号してたよ。すごい怖かった」って
妹が言ってて、まさか次の日に同じことが起こるなんて予想だにしなかったよ。
ちなみにうちの実家は5日停電、夜に復旧、6日未明に地震→停電っていう最悪な事態であったw

まぁうちはといえば夫婦2人だし、ジャンクフード食べて、
酒足りないなって言って近所のコンビニ行ってクラシック買ってきて、
暗闇でランプ付けて酒飲んで「神戸戦の時はさ～」とかってなぜか神戸戦の振り返りをしだすという
のんきなもんでしたw
やはり病人やお年寄り、小さい子どもがいるご家庭はほんっとうに大変だったと思います。

そんで7日の日も引き続き夜は停電で、家にいてもなんもすることないから飲みに行ったのだけど、
飲んでる間にどうやら停電が終わったらしいという情報が入りました。
6日は下の方は停電直ってるのにうちの周り一帯は真っ暗で「何この世紀末感www」とか思ったけど、
飲みに行ってタクシー乗って帰ってきたら「街灯付いてる！家に電気付く！すげぇ！」ってなって、
やたら感動いたしました。
それもこれも北海道電力の方が寝食を惜しんで復旧に当たってくれたから。
本当にありがとうございます。

夜の星が綺麗なことや、夜になったら周りは音もなく静かになること、
信号がなくてもみんなそれぞれモラルを守って運転できることなど、
停電にならないとわからないことも経験できました。
あとは万が一冬にこんなことが起こったら、避難するまでの何日間かでも生き延びられるように、
我が家でもちょっとずつ準備をしていこうと思っています。

最後になりますが、北海道のために募金活動してくれた川崎フロンターレの皆様、
その他にも試合の前に募金活動してくれている各Jクラブの皆様、本当にありがとうございます。
まさか自分たちが募金される側になるとは思ってもみなかった。
そして未だ日常生活を送ることのできていない被災者の方々が、早く普通の生活に戻れますように。