なでしこは強かった。あのパス回しは石崎監督の狙ってる方向だろうか。
ダイレクトパス、ワンタッチパス、精度の高いスルーパス・ラストパス。
気持ちいいくらい繋がる。世界の準決勝だからすべてというわけではないが、
相手をほんろうしていた。
体の小さい日本がやるべきサッカーはこれだと証明しましたね。
ぶつかられる前に、倒される前に、パスをしてしまう。
男子も世界で渡り合うためにはこれでしょうね。
ただ、男子は判断が遅かったり、持ちすぎたりする場面が多かったような記憶が。
コンサも同じでしょう。早いパス回しで崩してシュートで終わる。
こういう場面が多くなればなるほどゴールが生まれる可能性が高くなるハズ。
そこで、宮澤です。覚醒した感を私は感じてます。
彼の素早い判断、早いパス。これが見られるようになってきた。
彼は、コンサの中で一番日本代表に近いと思ってますが、よりその可能性が出てきたのではないかと。
その話はJ1に上がってからの話なので取り敢えずそこまで。
今年の宮澤は3度転機(いい方への変化)があったと思ってます。
これから書くことは、私がそう思ったという内容ですから、見方が違うのでは、
と言う方もおられるでしょうね。
あって当然だと思いますから、コメントいただいても反論は控えるつもりです。
一度目は、大震災中断明けの4月23日湘南戦。
負けたけど宮澤がシュート意識を強く持ち始めたかな、ちょっと違うぞと。
二度目は、6月19日の岐阜戦。
室蘭での惨敗から目覚めたものがあったのか、開始直後からいい感じだった。
そして、三度目が愛媛戦。
愛媛線での宮澤に関する今朝の朝刊の監督のコメント(新聞から)には、
「裕樹は安定感が出てきたね。イージーなミスが減ってきた」
「ぶっつけ本番で試合に出たのはヒロキぐらいじゃろ。でもアイツがおると、
いろんなことができる。助かるよなあ」
と、あった。高評価です。
水戸戦ではボランチでの先発が濃厚かもしれません。
でも彼の良さは、前で攻撃的なプレーをする時に発揮される。のではないでしょうか。
注目したいですね。