コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年10月30日

ヴェルディ問題の決着、ヴェルディは誰のもの?

29日のJリーグの臨時理事会で東京ヴェルディの存続が正式に決定されました。とりあえず、読売グループから完全に縁が切れたことはまことにめでたい日です。1億5千万も払っていた練習場も来年からは使わないことになったようです。

ゼビオがスポンサーになることは発表されていましたが、今日の報道では、バディ企画研究所という企業が約3割の株式保有により筆頭株主になるとのことです。約1億円の出資だそうです。

ゼビオが株主に入ったという記事はないので、出資はしなかったのでしょう。いつでも撤退できるということになりますね。Jリーグ側が出資者を集めることができたので、ゼビオがようやくサポンサー契約に応じたという感じでしょうか。

来期の予算は8億1千5百万円にするということなので、今シーズン以上に予算縮小ということになります。札幌よりもはるかに小さい予算ですから、これからはJ2クラブとして生き残る道を選択したと受け取れます。まずは、J1経験クラブとしてダントツ最下位の観客動員をどのくらい上げられるかにかかってくると思われます。

資本金は3億6千万円ということで、この資本金が新規に出資されたとすると、Jリーグが貸付ける予定だった4億円が不要になると推測します。そうであれば、いい決着だと思いますが。

ただし、羽生氏が専任の代表者として引き続きヴェルディに残ることで、まだ来シーズンもJリーグ管理下で運営されるという印象になります。サポーターの数も少なく、企業規模の小さい会社が筆頭株主となることで、ヴェルディは誰のためのクラブなのかという疑問が残りますが、どうような運営をするのか来シーズンも注目しましょう。







posted by suga-go |23:49 | J2リーグ | コメント(2) | トラックバック(0)