コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年11月24日

今週のサッカーと大分の話

J2は湘南VS甲府、仙台VSセレッソの2試合、予想通りの緊迫したいいゲームでした。どちらもロスタイムまで、勝利へのこだわりを見せて結果を出しました。しびれますね。感動的でした。

この4チームは、いずれも今シーズン、ずっと上位をキープ。何年もかけて、きっちりチームづくりをしてきた印象があります。クラブのヴィジョンも明確になっているように思います。そこがコンサドーレと違う点でしょうか。


それにしても、大分の経営危機の状況ですが、ついに溝畑社長退任となりました。今シーズンの成績を言うとシャムスカにとっては不運だったかなあと思います。

昨年のナビスコ優勝をしてしまって、それまで背伸びをしたクラブ運営が限界にきてしまったということになるのでしょうか。無理して集めたスポンサーは、はがれおちるのも早かったということですね。地方のクラブでJ1の最低水準の20億円の収入を維持するのは、なみたいていなことではありません。

スポンサーが維持できないのであれば、収入にあわせた規模に縮小できればいいのでしょうが、大分としてはなかなかそうもいかなかった。そこの見極めは非常に難しい。

6億円のJリーグの融資については、3億5千万はしょうがないにしても(2億円は借り換え資金なので、実質の調達は1億5千万)、残りの2.5億円は必要ないんじゃないかな。少し不思議ですね。1月になればシーチケの代金が入金になってくるし、10シーズンの人件費をけずればいいだけのこと。J1への昇格など考える必要はないので、ほとんどの選手を若い選手に切り替えてしまえばいい。そこまで覚悟を決めないクラブに、追加融資をするのは甘すぎる。

どういうチーム編成をするのか、よく見ないといけませんね。あとは溝畑社長がいなくなった後に大分の独自性を出せるのか、Jリーグ側のいいなりとなるとすれば、みっともない話だと思います。



posted by suga-go |00:05 | コメント(2) | トラックバック(0)