2009年02月11日
小学2年生のセレクションって少し疑問です。
HFCとしては、長期なヴィジョンを持って進めているのだと思いますが、この程発表された、U12の小学校2年生のセレクションというのは、少し理解に苦しみます。 コンサドーレとしては、北海道サッカーの底辺の拡大に寄与するという使命も当然あるとは思うのですが、今の段階でちょっと底辺を広げすぎなんじゃないでしょうか。3年生といえば、まだ楽しみながらサッカーのスキル、テクニックを習得していく段階ですね。そんな段階でセレクションをしてエリートにするというのは、方向性として疑問です。地区のトレセンとはどういう関係になるのでしょうか。たしかに、その年代でもうまいなと思わせる子はいるけども、そのくらいのレベルでは、練習次第ですぐ逆転されるし、セレクションで選別できるとは思えません。 うちの子供が小学生の頃サッカーをやっていて、筑波大サッカー部が毎週コーチに来ていて、何年間か手伝いをしていました。教育理論からすると3、4年生はゴールデンエージといわれていて、一番伸びる時期でなので、勝つサッカーは全く意識せず、技術的なところだけやっていました。 そういう活動であればトレセンにまかせるべきで、あえてコンサがやらなくてもと思います。U12を日本一にするなんて考えているのであれば、少し方向が間違っているような気がします。 本当に北海道サッカーの底辺拡大を考えているなら、少年サッカーの指導者を指導する活動に力を入れることが求められるのではないでしょうか。 ひとつの提案としては、北海道教育大岩見沢校との連携なんかはどうでしょう。筑波大サッカー部が、つくば市内の各小学校にコーチを派遣しているのをイメージしているのですが、岩教のサッカー部は全員C級をとっていて、既に年に数回市内の小学校への指導もしているようです。こうした活動をコンサドーレがサポートしていくというのは、とても意味があると思います。岩教は18年から、スポーツコーチング課程を作って、毎年コンサユースから入学者がいるつながりもありますし、一番連携しやすい学校だと思います。藤田の同期の川村君や、1年生には大西洋平もいるし。 札大がJFLを目指して、古川と池内がコーチに入るとか。コンサドーレとしては、札大の強化も支援をして、逆に札大からスポンサー料の増額をしてもらうという手もあるかな。コンサの練習相手としても、道内の大学サッカー強化支援はメリットは大きいと思います。
posted by suga-go |23:10 | コメント(2) | トラックバック(1)