2008年11月24日
スタジアム満員にすることを目標にして
来年、J2に降格すると、また観客動員が落ち込むと思われますが、HFCはどういう予算を組もうとしているのでしょうか? 今年、期待ほど集客が伸びなかったということは、降格しても、それほど観客数が落ちないという見方もあるかもしれませんが、今までと同じことをしていたら、観客が増えるということはないでしょう。 座席レイアウトを変更するというのも一つの方法じゃないでしょうか? 昨日のヴェルディの試合で感じたのですが、ヴェルディホームの味スタはバックスタンドは全席自由なので、真ん中の一番見やすい席を解放していて、とてもいいですね。(たぶん、ヴェルディは人気がないので、バックの真ん中をS席指定とかにすると、チケットが売れなくて真ん中だけ空いてしまうというみっともないことになるのかもしれません) やっぱり、いい席でたくさんの人に見てもらって、楽しんでもらったほうがいいような気がします。各クラブの座席レイアウトを見ると、スタジアムの構造上の問題もありますが、クラブのコンセプトが反映されていると思われます。 川崎ホームの等々力はバックスタンド1階は全席自由ですので、バックスタンドをサポーターが埋め尽くすということになります。 (J2のクラブを見ると、ほとんどのクラブがバックスタンドは自由ですが) 何が言いたいかというと、客を増やすことを考えるならば、入場収入減を覚悟で「バックスタンド全部自由にしちゃってもいいんじゃないの?」という一つの提案です。スタジアムを埋める努力をして、ライトファンを拡大することを考えることも必要ではないでしょうか。 たぶん、ドームで1万人そこそこの集客だと、B自由は入っても、バックスタンドはガラガラになってしまいます。ヴェルディのように安い席にしてサッカーを楽しんでもらうという姿勢で、客を増やした方が、将来的にいい効果があるのではないでしょうか。 ただ、安くすれば客が来るというものではありません。今のコンサドーレでは、B自由は多少値上げしてもコアサポは来ると思われますが、バックのSBやSは無料にしたとしても、満席になることはないでしょう。安く楽しめる座席を解放すること、そしてスタジアムに来たくなるような企画を続けていくこと。満員にするには相当の半端ではない努力が必要です。 新潟にしても、川崎にしても、クラブが「満員にしようという」という強い意志があったからこその観客動員であるわけで、HFCにも、そういう情熱が欲しいです。
posted by suga-go |22:41 | コメント(4) | トラックバック(0)