2008年10月19日
現実を見つめると
第29節 札幌0-2柏 (厚別) 降格決定 今日も後半は柏相手の互角以上のゲームができて悪くはなかった。 ただ、結局のところ、いいゲームはできているのに勝てない。 少ない予算と戦力不足はどうしようもなかったということですね。 そしてJ1での経験不足。DFが最後までメンバーが固まらなかったのも敗因でした。得点はけっこうとれているのに、「どうして~?」っていう失点が多かったですね。今シーズン、若いDFをたくさん補強したわりに、みんな期待に答えられず。結局、今日の試合は西沢、池内のベテランがスタメンに入らざるをえなかったというのが、そのことを表していますね。DFに力のある外国人が必要あったかもしれません。 さて、今年のJリーグ、J1はまれに見る混戦。 J1の中での力の差は小さくなってきたようなのですが、札幌を除くJ1、広島を除くJ2を比較するとJ1とJ2の差は逆に広がってしまったようです。予算規模でみても、J1とJ2の差が出ています。金がなければ勝てないという現実がはっきりしてきています。(野球のセ・リーグと似てますね) 予算20億の壁はかなり厚いような気がします。 なんとかJ2を勝ち上がっても、J1昇格してすぐ、はねかえされてしまう現実。J2で選手の育成に努力すると同時に、地道に営業収入を上げていく努力をしないと、J1に定着することは不可能になっています。 今日、降格が決まって、ホームゲームあと2試合。観客動員の見込める浦和戦が残っていたのはラッキーだったかもしれませんが、このままいくと入場料収入は目標大幅未達で再び債務超過となる可能性大。増資資金が、単なる赤字の穴埋めにならないように、HFCには来期の構想を本気で考えてもらわないと困ります。 三浦監督の去就はどうなるのでしょうか? サッカー界の常識でいうと監督交代は当然ですが、常識をくつがえす判断はあるのか?HFCはどういう説明をしてくれるのか、期待しています。
posted by suga-go |23:42 | コメント(0) | トラックバック(0)