コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年08月21日

石屋問題

生産再開のめどがたっていない石屋製菓。
コンプライアンスがきちんとできない企業は淘汰されるのはやむ得ないところがあります。

石屋の場合、超優良企業というのも、コーポレートガバナンス(企業統治)に甘さがあったといえます。売上70億程度の中小企業ながら、驚異的な利益率で、高い自己資本比率を誇る財務内容にまったく問題がなかったということのようです。だから、今、もし仮に今、廃業となったとしても債務が残るわけではありません。生産ラインを見直し、(ハセップ基準をクリアするのが必須条件)早く生産再開できることが一番良いのですが、ガバナンスの面からいうと、銀行ではなく、業界の第3者が買い取るほうが将来的には良いかもしれません。

ということを考えたので、「こんさくたろう」で違うスポンサーを探したほうがいいとコメントしたわけです。心情的には、これまでの石水氏の貢献を考えると、つながりをなくすというのは心ぐるしいのですが、生産再開が決まらないと来年のコンサドーレへの資金提供は考えられません。会社、株主に対し背任行為になります。

という意味で、日刊スポーツの長島くんからインタビューを受けた回答になりました。「HFCとして早く方向性を出したほうがいい」というのは、石屋に頼らない予算を組むということです。

と思いがけず、埼玉から駆けつけた44歳会社員として、話しました。
1ビジネスマンとしての見方です。

とりあえず、北海道サッカー協会はコンサドーレを支援するとすぐに表明してくれているので、そこは安心です。どちらにしても、結論が長引きそうなので、HFCには、事態の見極めを早くできる体制をとっていくことが必要になりますね。今度はHFCのガバナンスが問われます。

posted by suga-go |22:51 | コメント(2) | トラックバック(0)