コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2006年08月01日

アクションサッカーについての仮説

湘南戦、いいところなく大敗。ダメですねえ。
いいサッカーするときは、ほんとにすばらしいのに、ダメなときはとことんダメ。過去3年を見て、なぜか今年が一番、落差が激しいのですが、どうしてでしょうか?

いろんな理由はありますが、一番よくわかるのは、走れないときは必ずひどいゲームになるということです。コンサに限ったことではありませんが、アクションサッカーは自分から仕掛けていくサッカーなので、運動量が落ちてしまうと、すぐに自分たちのサッカーができなくなってしまうという欠点があります。

逆にリアクションサッカーであれば、「相手の出方を待って」というところがあるから、好不調の波が比較的出にくいような気がします。相手のストロングポイントを消して、チャンスでカウンター攻撃ねらい。こっちの方がやっぱりラクでしょう。

ただ、コンサはあくまでもリアクションサッカーはやらない、コンディションがよくなくても、できるとこまでアクションサッカーを目指すというところに今年の好不調の大きな波になっているのかなと思います。これが、常にできるようになれば、J1で闘えるということになりますね。

先日、終わったワールドカップの決勝も、イタリア対フランスという、どちらかといえばリアクションサッカーの2チームが残ってしまいました。ということは、世界のトップレベルでも、リアクションサッカーのほうが確実なサッカーができるという結論になってしまいます。

では、アクションサッカーは不確実なサッカーなのでしょうか?そんなことはないわけで、現在も成長の段階のなかにあり、目指すサッカーに一歩ずつ近づいていると信じて見守っていくしかないですね。あとは、アクションサッカーと言っても、何か形があるわけでもなく、ピッチ上の選手、フッキを生かすアクション、西谷を生かすアクション、そうしたイメージを選手たちが共有できるところから始まるのですから、選手それぞれが考えないと進歩はないですね。

posted by suga-go |00:35 | コメント(0) | トラックバック(0)