コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年08月12日

Optaが語る今年の札幌サッカーの不思議。

昨日はセレッソに勝って、昇格が見えてきたような気がします。3位仙台と勝ち点差13は大きい差です。札幌が5連敗、仙台5連勝でようやく逆転。ここまでやってきて、たったの3敗。残り試合に負け続けるとは考えにくい。  ですが・・

先日の草津戦でもらったマッチデープログラムに載ってた、31節までのデータを見て、愕然としました。とても首位にいるデータとは思えません。8項目のうち平均よりも上回っているのが、ゴールとクリアだけの2項目しかありません。パス数もザスパの11135に対し札幌の9450と圧倒的に下回っています。1試合あたりにすると、397対337になります。少ないですね。

Jリーグが公表している前半戦26節までのデータによると、
パス数 1位福岡 2位ヴェルディ 3位仙台 4位京都 5位湘南で
    札幌は下から3番目の11位

草津戦で感じたように、パスをつなぐサッカーはあえて目指さない。
とりあえずクリアして、リスクを回避するサッカーになってます。
30節の仙台戦も圧倒的にボールを支配されてましたし、昨日のセレッソ戦も内容は良かったと思いますが、やはりボールは支配されていました。

逆に、シュート枠内率が3位、クロス成功率が3位と少ないチャンスを確実に決めていく勝負強さが見えます。

これだけ徹底した戦術で首位をキープできているのは、ほんとに驚きです。
大宮時代の三浦監督はボールポゼッションを重視して、DFラインから中盤で回す時間が長かったのですが、それも省略して、よりシンプルになっている。
芳賀と大塚のダブルボランチが、攻撃参加を抑えて、「つぶしや」に徹しているのも非常に大きいですね。

パスの内容をもう少し詳しく見ると、パスの「出し手」で一番多いのが芳賀の534本、「受け手」で一番多いのは西谷の643本。芳賀がボールを奪って、とりあえず西谷に預けるパターンが一番多いということです。ただ、西谷の出したパスは375本。パスの「受け数」に対し「出し数」が少ない。西谷のシュートで終わるシーンが多いこと(シュート数チーム1位)はいい面ですが、スルーパスを出してもFWが反応しないシーンが多くて相手ボールになるという悪いパターンも数字に反映しているような気がします。

守備については文句をつけるところはありませんが、攻撃はセットプレー、後は西谷頼みになってしまっています。藤田の成長は楽しみではありますが、来年のJ1での戦いを三浦監督がどうイメージしてるのか、聞いてみたいところです。










posted by suga-go |14:58 | コメント(0) | トラックバック(0)

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