コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2006年12月31日

三浦俊也の話(2)

2006年のうちに続きを・・

三浦氏の大宮といえば2004年の昇格を語らなければなりません。
ふたたび大宮のイヤーブックに語ってもらいましょう。
2004年の開幕時、昇格には「勝ち点85」「失点は40以内」と目標を設定して、みごとに「勝ち点87」「失点38」と目標をクリアして昇格を勝ち取っています。また、「J2にはJ2のサッカーがある」としてJ1と違う勝ち方があると言ってます。J2の下位チームの戦い方を、よく知ってるので下位チームでの取りこぼしは少なくなるでしょう。

リーグ戦の長丁場を計算しながら戦ってました。開幕当初、結果が出なかったところ、第2クールの札幌戦から戦い方を変えたと言ってます。前半は抑えて、後半に点をとって勝つ。前半は守って失点0で終わらせる。そんなスタイルがはまって第4クールの連勝につながったと思われます。

トゥットと森田の補強が当たったのも好運でしたが、まず守備を固めるというJ2サッカーの基本スタイルを徹底したところが成功でした。そしてセットプレーで点を取れるようになったこと。それまでの大宮はセットプレーでの得点はほとんどないような状況でしたから。

ただし、2004の大宮のサッカーで一番のベストゲーム(大宮らしくない)は第3クールのホーム仙台戦、前半に一人退場になった10人で2度追いついた攻撃サッカー。右サイドを一人で走った安藤の活躍がすばらしかったのですが、こんな試合も出来るんだなあとビックリしました。

あとはスーパーサブの島田。昨年はザスパの中核選手としてポジションを確立しましたが、大宮時代はFKも蹴れる流れを変える選手。今のコンサには途中から流れを変えられる選手がいない。テクニック系の選手がほしいところです。

2006年の大宮ですが、FWがいなくて苦戦しました。小林大悟を入れて攻撃サッカーを目指したのですが、外人補強に失敗して2004年より弱いFWで、最後は大悟をFWに使わざるをえなくなりました。期待はずれの吉原コウタや波戸。なんとか降格せずにすんだというところでした。

とにかく、三浦俊也は現実的な戦術をとる監督です。ここまでアクションサッカーを目指して天皇杯で成果も出したコンサドーレのベースに乗っかれば、けっこういいかもしれません。砂川と西谷にはなんとしても残ってもらって、ヤンツーサッカーを継続してほしいし、曽田には三浦監督の戦術を理解して失点を少なくすることに努力してほしい。そうすれば、自然と昇格が見えてくるような気がしますよ。



posted by suga-go |18:45 | コメント(0) | トラックバック(0)

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