2011年12月04日
昇格 札幌サッカーは確立していけるのか
最終節 札幌 2-1 FC東京(札幌ドーム) 4万人が集まった札幌ドーム。7時開門、10時30分開場で、気温0℃のい寒さの中、入場待ちに1時間以上待った人もいたようす。 札幌ドームを満員にしたコンサドーレサポーターを見ると、あらためて北海道人の忍耐強さを感じました。 内村の2ゴールでドームは歓喜の渦。満員の観客が喜びを爆発させました。(当然、私もその一人) この昇格の瞬間に立ち会えたことが、とてもうれしいです。 開幕当初の頃を振り返ると、信じられない今年の昇格決定。 今シーズン シュート数375本、被シュート数481本。昇格したクラブで相手チームに100本以上多くシュートを打たれたのは間違いなく初めてでしょう。そして、ほとんどの試合、ポゼッションで負けています。どうしてここまで勝ったのか?コンサドーレってホントに強いのか? 不思議です。 昇格の大きな要因は、やっぱりキャプテン河合の存在。河合の相手への早い寄せやボール奪取能力は、さすがでした。河合のプレーがあって、他の選手がプレーをしながら影響されて成長していったというところが大きいと思われます。 今年のコンサドーレ、堅守の一言では表現できません。堅守のチームなら、こんなにシュートは打たれないはず。ホスンのナイスゼーブも大きいですが、ゴールを割らせないための最後の押さえどころが、なぜかわかっている。 もうひとつ、今シーズンの特色は、コンサ史上初、外国人FWに頼らないチームだったこと。岡本、横野、上原などの途中出場からの得点で勝った試合も印象に残りますし、チャンスを確実に決める落ち着いたラストプレーが光ります。どういう練習の成果だったんでしょうか? 予算の制約から十分な戦力がそろえられないことに加えて、地理的なハンデもあり、今後もポゼッションで圧倒するチーム戦術は難しいと考えざるをえません。 であれば、今年のチームの特色、戦い方から個の能力をレベルアップさせていく方法しかないのではないかと思います。 クラブの収入アップで早い時期に予算20億円を達成して、育成型クラブをベースにして、チーム編成に余裕を持てるような段階に入るときに、魅せるサッカーへステップアップしていけるというイメージでしょうか。 とにかく、来シーズンの戦いは楽しみです。櫛引・奈良の二人は、J1に攻撃の圧力をはね返せるのか。それができたら、J1残留可能でしょう。期待します。
posted by suga-go |23:33 | コンサドーレ | コメント(0) | トラックバック(0)
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