あつらいふ

奈良の東京への移籍が決定的なようですが、
個人的に偏った感想を申し上げるとすれば
契約年数を残したままでの期限付きの移籍と
いうことに対していい印象はないですね。
地元で育った選手とはいえ代表を意識し、一選手
としてステップアップし、上のカテゴリーに移籍したい
という思いはおおいに同調できます。
まして代表でポジション争いをしている、植田、岩波、遠藤
などの選手はすべてJ1で試合にでている選手、本人も焦りを
感じるのは当然ですね。
ただ、奈良自身がチームに対して少しでも思いがあるならば
アカデミーから育った選手としてチームに形に残るものを残し
移籍をしてほしかったのが個人的なファン、サポーター目線での
感想です。批判は承知ですが…
その形というのは具体的には移籍金です。
今回のような場合は東京からは期限付きとしてのオファーだったのか
は定かではないですが、血も涙もないことを言うとその時点でチームとしては
本人の意思以前に完全移籍のオファー以外はいかせられないとのことで
移籍に対して拒否の姿勢を見せれた思います。
それでも本人の意思がどうにか移籍にという思いがあったのだと
思います。
ただそれだと移籍金は入らない、来年は契約年数の影響から移籍金なしで
東京あるいは他のチームが獲得できる状況になります。
そうなると金銭的なメリットはお金が重要なこのクラブ
にはないと考えられます。
そんな年俸もらってないと思いますが、どうしても行きたいのであれば
本人が違約金払ってでも行くくらいの気持ちはみせてほしかった…
それは言い過ぎですね…
地元の選手で育った選手が育ち盛りの時期に他チームに行ってしまっては
今のこのチームのプロジェクトではただのJリーグ養成所にしかならないと思います
のでやはり、地元の選手が中心になれる選手を育てるプラス
そのようなメンバーでJ1に定着するということが大事だと今回の
移籍報道で思いました。
ただポジティブに考えられるのはどんな状況でも移籍したいと
思っている選手を無理に残すよりも自主的にこのチームでプレーしたい
と思っている選手しか残さないというフロントの意思だと
勝手に感じました。
だから奈良のファンの方には大変申し訳ですが、自分はすでに
奈良がレンタルだからとか、来年東京で試合にでれなくて再来年
また戻ってくるとかはすでに考えていません。
彼は自分の中ではすでにただのＦＣ東京の選手でしかありません。
ちょっと強がりましたかね…笑
ただ奈良がいなければどうしようもないチーム作りを今年まで
してきたわけではないと思いますので、櫛引、永坂、小山内、内山など
の地元選手はもちろん、即戦力の園田、福森にも期待します。

2014年も終わりに近づいて来ましたが現段階での戦力の分析を独自と
偏見と妄想でしたいと思います。

              内村     ナザリト                     サブ
              (都倉)      (都倉)                       阿波加
                     前田                                  稲本
上原             (荒野)          荒野                上里
(古田⁇)                        (中原)                砂川
              宮澤       二ウド⁇                   中原
            (上里)         (深井)                      小野
            (小野)                                         都倉
       パウロン  河合   奈良                    
     (福森)       (奈良)   (櫛引)                  
                      (稲本)   (小山内)                          
                     金山

独自と偏見ですがこんな感じはいかがでしょうか？
まずGKは長期離脱がない限り金山で固定とみていいかと
思います。
DFは今シーズンでも数試合試した河合をリベロに奈良、
パウロンのストッパーがいいように感じました。
ライン統率などリーダーシップの点で現状リベロに奈良では
なく河合を置くことで安定感がでればと思います。
シーズンを過ごすうちに奈良をリベロにスピードだけでも能力の
高さを感じる小山内をストッパーにするのも面白い、また、フィードキック
の制度の高い福森を使うのも新しいオプションになりそう。
ボランチは加入濃厚の二ウドの運動量、ボール奪取能力に期待し、パスの展開力
には宮澤、上里、小野に期待したい、パスの繋ぐ能力、危機察知能力が高い深井の
活躍も期待、
ウイングには高さを活かしたアシスト、スピードを活かした推進力がある上原はほぼ
固定と考えていいかと思います。
今シーズン運動量の部分で成長をみせた中原、復帰が噂される古田、制度の高いクロスをける前貴之もスタメン争いに加わるのは必須なのでスタメン争いは熾烈で誰がでても
おかしくない。このチームが成長するにはこの争いから荒野、中原、古田がシーズン
を終えたころには充実した一年にしてほしい。
トップ下の位置には現状前田の固定でいいと思う。
現状のこのチームのスタイルは前田からの攻撃の形が目立ち、前田のチームといってもいいくらいチームにフィットしています。仮に前田が離脱した場合同じようなプレースタイルの選手はいないため新たに攻撃のスタイルを変えなければいけなくなりそうです。
前田頼みになってはいけないですが、現状一番変わりがいない選手であると思います。
ＦＷは新加入ナザリト、チーム得点王都倉のツートップを監督も一部の報道で名言しているようですがタイプ的にパワーの強いツートップを置くのもいいかと思いますが、個人的には奪った後の速攻を意識するのであれば推進力、スピードのあるタイプの内村を置き、前線でのパワーがあるナザリトか都倉をどっちかを組み合わせたほうがバランスがいいように思う。
まずはナザリトが戦術理解、フィットするまでには多少時間がかかると思うので内村の今シーズン以上の活躍が昇格には絶対条件になりそう。
以上独自と偏見の意見でした。
何にしても選手の層が厚くなった来シーズンは楽しみですね。
個人的にも幼い頃からの大ファンであった稲本選手が加入したのは本当に楽しみです。