2008年10月07日

はみ出し者に期待

監督人事については正式に決まるまで貝になる。ダビの件で懲りたわ。

ということで、空気読まずに石井慧の総合転向なんぞを語る。

「60億分の1になりたい」云々の発言から、いずれは柔道の枠からはみ出し、
総合の道に進むと確信していた。しかし、ロンドン五輪には出ると思っていたので、
「えらい早い転向だなあ」という感もある。井上&鈴木が引退し、石井に去られた
日本柔道の重量級の今後と棟田にかかるプレッシャーが心配だ。

早い転向と記したが、過去の柔道家のプロ転向(プロレス含む)に比べて、
現在21歳の石井の転向は群を抜いている。

  • 坂口征二 25歳転向(23歳全日本選手権V)
  • 小川直也 29歳転向(24歳バルセロナ五輪銀)
  • 吉田秀彦 33歳転向(23歳バルセロナ五輪金)
  • 瀧本誠 30歳転向(26歳シドニー五輪金)
  • ヘーシンク 39歳転向(29歳東京五輪金)
  • ルスカ 36歳転向(32歳ミュンヘン五輪金)

また、上記の6人と比べても分かるように、「てっぺん」を獲った
その年、しかも大学在学中に転向を表明というのは異例中の異例だ。

現在の総合は、「DREAM」にしろ「戦極」にしろ、日本人の
重量級のエースを欠くだけに、大事に育てたい逸材である。
「今年の大みそかの目玉」という呼び声が早くもあるが、大学卒業と
二股をかけながら3カ月足らずで対応できるほど、総合の世界はヤワではあるまい。
じっくりと練習、特に打撃の研鑽に励んでほしいと望む。

と言いつつも、「どこのリングに上がるのか?」ということも考えてみる。
資本力・知名度・夢のヒョードル戦などを考えると、「DREAM」がまず浮かぶ。
吉田道場門下の柔道出身選手が並ぶ「戦極」も捨て難い。

しかし、あえて大穴として、猪木率いる「IGF」のリングを挙げておく。
「小川道場門下」を自称する石井にとって、最も近いリングではないか。
国士舘大柔道部の先輩にして元主将の小原道由も、最近はここを主戦場にしている。

そうなると、相手にはジョシュ・バーネットあたりが浮かぶが・・・
ただ、石井が総合デビューするころには、もう1人、角界の枠からはみ出した逸材が
総合に転向しそうな予感がある。この2人が絡む夢のカードも少しだけ期待したい。


<追記>
7日の本人の会見によると、「まずは大学卒業」とのこと。
うん、それがいいよ。焦ることはあるまい。

posted by はかたん1号 |13:58 | プロレス・格闘技 | トラックバック(0)

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.consadole.net/shiho508/tb_ping/741