コンサ時々日常

セリエAのACミランが2018-2019シーズンにあたり、
20年間サプライヤーだったアディダスからプーマに
今月から変更した。

そんな転換点のため、原点回帰が為され、赤黒の縦
縞の入れ方やボタンアップカラー採用など20世紀初
頭のクラブユニフォームをリスペクトした作りにな
ったのだが、赤の色具合や縞の入れ方など、我がコ
ンサがずーっと守ってきたものにかなり近くなり、
見てると、これコンサ？とちょっと錯覚しそうなく
らい似ている。

私は詳しく知らなかったのだが、ミランの創業者の
ハーバート・キルピンの有名な言葉で「私たちは悪
魔のようなチームになることでしょう。私たちは魂
を揺さぶる炎のような赤と相手チームを恐怖に陥れ
るような黒になることでしょう」というフレーズが
あり、その言葉に由来する伝説的なアイコン(ディア
ボロ ロッソネロ   赤と黒の悪魔)が襟首に施されて
いる。

元々、取り入れさせて頂いた側からすると、先輩と
いうか元祖のミランが、まるでコンサのような感じ
のユニにまたなることは非常に嬉しいものだ。
(是非、ミランのHPなどを見て確かめて頂ければ)

あの必要以上に痛がり、のたうち回るネイマールを
見苦しいと感じる人は世界中にすごい数でいるよう
で、そんなネイマールの痛がるリアクションを真似
する動画が世界的に広まっている。

ベルギー代表のファンフェスタでは「ネイマールに
ファウル」という掛け声とともに数千人が地面に転
倒し、のたうち回ったり、世界中のサッカー少年が
「ネイマール」という掛け声で突如ピッチ上で大げ
さに悶絶する動画が数多く投稿されたりしている。

このムーブメントが大げさに倒れ込む格好悪さや、
必要以上に痛がることへのアンチテーゼとして、サ
ッカー始めスポーツをする少年少女が、認識してく
れるきっかけになるととてもいいなと思った。
もし、そうなるきっかけとなったなら、ネイマール
は自分の意思とは無関係に世界に大いに貢献したと
言えるかも。

W杯ロシア大会の決勝トーナメントから運用
されているPK戦。
とても多い感じがするが、準々決勝までの12
試合の内4試合が延長でも決着付かずPK戦に
もつれ込んでいる。

PK戦というものは昔から緊張感の極致みたい
な存在で、選手たちには大変でしかないだろ
うが、観ている者には堪らなくスリリングな
展開の連続で非常に興味深い。

そして、4つのPK戦を観たが、本当に面白か
った。やり方は先攻後攻を決めたら、交互に
蹴る従来のもの。シンプルそのもの。
国際大会の最高峰で何度も実施され、誰もこ
のやり方で不公平だなんて思わない。
これでいいだろうと思う。
今シーズンＪリーグはABBA方式を採用して
いて、この間やり直しまでに発展した問題が
生じていたが、こんな訳の分からないやり方
は今シーズン限りでいいだろう。また元に戻
してもらいたい。

開催国ロシアがクロアチアに破れた。
FIFAランキング70位がベスト4目前
まで迫った。

FIFAランキングの集計の仕方にも多少
難ありだから、100%鵜呑みには出来な
いランキングだが無視出来るほどまで
酷くはない。
大サポーターの後押し有りと言えども、
ベスト8に上がり、ベスト4に手がかか
るところまで迫ったのには驚いた。
ロシア人自体もここまで予想した人は
少ないだろう。
勢いというものは本当にすごいという
か怖い。まるでランキング20位前後の
強豪に見えるほどの躍動を続けていた
のだから。
そして躍動の土台はサポーターの声援
だった。
ロシア大会は大成功だったと言われる
に違いない。