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2008年04月21日

回答

>とても長いんですねw
私のブログのことですか?w
という冗談はさておき、リンク先は毎年2月に開かれている
サポーターズ集会の議事録です。長いかもしれませんが
貴重な話が載ってますよ。

>技術レベルが低いので、ポゼッションは無理
柳下さんが、札幌の監督だった頃は曲がりなりにもポゼッション
サッカーをやっていたわけで、天皇杯ベスト4になったり
守備的なチームは、J1で通用しにくいというのが通説?w
だったので、ヤンツーサッカーは今でも結構人気があります。

まして、いくらトップと同じ戦術を取るとはいえ、育成目的の
ユースの選手が、ドン引きカウンター戦術をとるのもどうかと思うわけです。

というコメントを頂きました。(クラブの文化 参照)



リンク先の第4弾については読ませてもらってますよ。
そのほかについては読んでませんがm(_ _)m

もし不機嫌にさせたのならすいません。それと文章が凄く長くなりました。

まず私が思うサッカーというのは、基本はパスとトラップの繰り返しなわけです(ディフェンス時は除く)。
この精度が高くないと、ポゼッションというのは成り立ちません。

たとえばフリーの状況であれば、グラウンダーのショートパスについては狙ったところにほぼ正確に出せると思います。
正確なロングパスや、ロビングのパス、センタリングはこの時点でも難しいわけですが・・・。
ではチェックされている状況を考えてみましょう。
誰でもそうですが、この状況では”判断スピード・フィジカルコンタクトの強さ・パスの精度・視野の広さ・キープテクニック”などが求められます。
そして、これらの求められるアンダーラインがグッとあがります。

選手を否定するような内容になってしまいますが、許してくださいm(_ _)m
プレッシャーを掛けられ、視野が狭くなり、まずキープにはしるわけですが、その間に相手DFがもう1枚増える。
味方がフォローしてきたとして、プレッシャーから正確なパスが出せない。そしてトラップが難しい状況に陥ります。
フリーならば別ですが、横パス、くさびのパス、スルーパス、など、DFが付いている可能性が高いパスに関しては、
コンサドーレの選手に関していえば、それを行えるレベルになくトラップの難易度が上がり、
相手のプレッシャーから、これでしくじらなくても、次の選手でしくじるわけです。
バックパスを選択した場合は、相手の守備がしっかりと戻ってDF組織を整える時間が得られるので、
裏への1発のパスはダイレクトで出す以外は、また1からの作り直しになります→同じことの繰り返し。
パスを回せば回すほどこうなる確率が上がります。

じゃあチェックされる前に出せばいいだろと思うでしょうが、その通りです。

チームとして攻める形を決めて、反復練習、1人がこう動いたら、周りがこう動くというような、
チームとしてのオートマティズムを創り出すわけです。それも1種類ではなく、たくさん。
それはチームのメンバーを可能な限り固定し、練習でも試合でもひたすら刷り込む必要があります。
ただ、その通りに行くわけもなくどこかでイレギュラーが起きます。

たとえば、パスコースを限定されて、普通のグラウンダーのパスでは通せないなど。
基本でいうとパスを出そうとしている選手は利き足はどちらかであったり、
次のプレーが決まっていたとして、そのためには、パスをどこで受けるのが相手にとってベストなのか
DFとの駆け引きでどういうプレーをすることが多いのかなどなど(状況にもよりますが)
厳密にはそこまで考えて初めて正確なパスなわけです。

横道に逸れましたが、イレギュラーな状況に陥ったときに前述のスキルが求められるわけです。
今で言えばダヴィが圧倒的なフィジカルで、クライトンが圧倒的なフィジカルとキープ力を保持しているので、
少しずつずれたものを正常な状態に何とか戻してくれているということです。

これに関しては、DFラインの位置の高低に関わらずほぼこうなります。
ならないときに決定的なシーンが生まれます。

“アクションサッカー”と謳っていたサッカーでは、相手がJ2チームということもあり、引いて守ることが多かったですよね。
技術水準は別として、まさにこのあいだ勝利したジュビロ磐田だと思ってもらっていいと思います。
裏へのパスが難しくなり、ショートパスを回す、危険なシーンを創るためには何本ものパスが必要になってくるのですが、
プレッシャーをかけられ回せば回すほどミスを誘発するわけです。(バイタルエリアが空いていたためにそこを使われたときは危険でした。)
人数を掛けてパスコースを創ろうとすることで、守備を意識する選手の数が減るわけです。もちろん相手の攻撃の選手も少ないですが

“ハードワーク”を求めている今のサッカーでは、相手をおびき出すことで広大なスペースを創り出して、
少ないパスでゴール前まで行くことを目指すというサッカーです。
ゴールは人数を掛ければ奪えるものではなく、それと比較すると人数を掛ければ守備は向上するというところから来ています。
もちろん戦術が必要なわけではありますが、その通りだと思います。
基本としては失点を0に抑えれば勝ち点が得られるわけですから、
そして守備のリスクを抑えて攻めるということですよね。
この場合は攻撃の選手が少ないですが、相手の守備の選手も少ないために個人の力でどうにかなる状況が生み出されて、
ダヴィやクライトンがゴール機会を創出してくれているわけです。

柳下監督時代ですが、天皇杯でベスト4は確かに凄いことですよね。
J1のジェフ千葉(‘07年4位)、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府(‘07年ともに中位)を下しているわけですから。
ただ、天皇杯はノックアウト方式なわけですよね。
語弊がありますが、1試合勝てばいいわけです。それが続いたのが凄いですがw
リーグ戦に関していえば、2ステージ制から1ステージ制になったことで、
1シーズン常に安定したチームレベルを問われるわけです。ですからカードでのサスペンションや負傷で一時期チームを離脱する状態になり、
勝率が減る(攻めの形が減るなど)ということが起こるとつらいわけです
言葉で表現するのは難しいですが、コンサドーレのチーム力を考えれば、チームレベルを保ち相手の取りこぼしを狙うという感じでしょうか。

J1残留することを目標としていますので、どれだけ勝ち点を得られやすいか計算できるチームにしたわけです。
それが結果として良いことかどうかは、それはわかりません。
が、経営状況を考えると降格した場合、チーム規模が縮小されるのは予想され、どっぷりJ2に漬かってしまうと
私は思うので、そういった意味で選択肢として妥当だと考えます。

ユースについてですが、トップチームで活躍できる選手を育成することが最初のステップだと思います。
比較するとシュート・パスに著しい差が生じてくるでしょうが、どちらかのサッカーの精度が悪くていいというわけではないですよね。
そしてこれも正解はないと思います。トップチームと同じ戦術で統一されているほうが、活躍しやすい(確立として)のではないですか??
私としてはそう思っているということです。


あまりに長くなって抜けていたり、説明がおかしいところがあると思うのでご指摘いただければ、
何とか直していきます。

posted by Ryosuke |01:00 | コメント(1) | トラックバック(0)

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この記事に対するコメント一覧
Re:回答

まず、私はRyousukeさんと近い意見の持ち主です。

論点がずれているので、整理したいと思ったら、
私も長くなったので(笑、自分のブログに回答しますね!(笑

posted by whiteowl | 2008-04-21 22:41

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