2008年10月15日
ウズベキスタン0-1オーストラリア(泥縄式レビュー)
ウズベクの初戦はこちらでレビューしたのですが、第2戦を仕上げる事が出来ませんでした。 ので、とりあえず観戦メモだけ上げておきます(汗) ・ウズベク ゲインリフが累積警告で出場停止。 中盤両サイドにハナノフ、ガトゥーロフという初戦とは違う選手を起用。 とにかく前線への縦パス、ドリブル。遅攻はほとんどしない。苦手か。 フィニッシュの精度に問題あり。シャツキフが目覚めないと苦しいか。 先日、監督解任を発表。後任はクルブチの監督だったカシモフ氏。 ・オーストラリア ビドゥカ、ケーヒルなどが召集されず。 序盤は確実にパスを回してポゼッション志向。両サイドバック、特に左のチッパーフィールドの攻め上がりが目立つ。 バーンズ、バレリの両ボランチは守備が堅いタイプ。 ニールは球出し上手い。マークしておくべき。 FWのホルマンは全く存在感無し。ブレッシャーノはMR.器用貧乏? 得点は右サイドでワンツーからウィルクシャーが抜け出し、クロスを攻め上がっていたチッパーフィールドが頭で合わせた。 後半はウズベクに押し込まれる時間帯が続くが、堅い守りで乗り切った。 カウンターは迫力不足。キューウェル、エマートンがいるのに? やはりケーヒルが入ると嫌だ。
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2008年10月10日
許し難い暴論
あまりネガティブな事は書かない方針の本ブログでしたが、これはさすがに怒ります。 《注意》かなり気分を害する内容です。。。
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2008年10月02日
西部本×2「クロニクル」と「最高峰」
スポーツナビなどでおなじみの西部謙司氏が最近戦術本を2冊出したとの事。さっそく買って読んでみました。 ①サッカー戦術クロニクル ②戦術に関してはこの本が最高峰―これぞサッカーの「戦術学」全世界30クラブ解体新書 参考記事:西部氏インタビュー@サポティスタ 「サッカー戦術クロニクル」は目次を見れば分かるとおり、ミケルス&クライフの74年オランダ代表を中心に、黄金期のアヤックス、サッキのグランデ・ミラン、"ドリームチーム"バルサ、といった、サッカー戦術の歴史に革命を与えたチームを紹介しています。 ブラジルの「混沌と秩序」や、マラドーナ・ジダンといったエクストラな選手のいるチームの戦術についても述べられており、まさにクロニクルといってよい内容と思います。 その辺りの本流は既に知っていた事なので個人的にはあまり新味のある情報は少なかったが、コンパクトにまとまっていて楽しめます。復習にもちょうど良いです^^ 少し残念なのはベッケンバウアーに代表されるドイツの3-5-2についての記述がないことと、ベンゲルのアーセナルに対する分析が中途半端というかちょっと変なこと。 「戦術に関してはこの本が最高峰」は90年代後半から現在の各クラブの戦術を紹介。ドイツやフランスのなかなか目にする機会の無いクラブもあり、とても興味深く読みました。 「戦術クロニクル」と内容が若干かぶるのは仕方ない気もしますが、だったら発売日を少しずらせば良いのに、と思ってしまうのですが。。。 ところで、本書の最大の発見は共著者の浅野賀一氏。なかなか鋭いタッチの文体で分析されており感心していたのですが、巻末の略歴を見て思わず納得。 なんと、あの「variety football」の中の人だったとは!いやー、久々の再会?でした。現在は「footballista」紙の記者をしているとの事。 でもって後で調べたら、ボリスタの弟分の無料雑誌「footies!」の編集長をされているそうですね。リンク先からデジタル版が手に入るので、さっそく読んでみました。対象は高校生のサッカー部ということですが、一般人?が読んでも十分に面白かったです。
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2008年10月01日
宮澤くーん!
U-19代表入りおめ! ↓AFC U-19選手権サウジアラビア2008を目指すU-19日本代表候補 http://www.jfa.or.jp/national_team/topics/b20081001_1.html 柿谷(C大阪)、金崎(大分)あたりが知名度高いですが、日本を背負うだけあってなかなかの面子ですなあ。注目は飛び級の原口君(浦和Y)ですかね。大前(清水)はどうしているんでしょうか?(ウイイレやってる場合じゃないぞ~) とりあえず、怪我だけはしないように頑張ってきて下さい! コンサ公式ではまだ告知ないなあ・・・
posted by roque816 |22:09 | football | コメント(0) | トラックバック(0)
2008年09月13日
リバウド2ゴール!(動画アリ)
ウズベキスタンのブニョドコル(クルブチから改名)というチームに移籍したリバウドさんですが、デビュー戦で早速2ゴールを決めた様子(スポーツナビ記事)。 で、クラブ公式サイトにその動画があると聞いたので、取ってきました! 1ゴール目動画 2ゴール目動画 どちらもGKはどうしようもない、鮮やかなシュートですなあ。ブニョドコルはACLの準々決勝をイランのサイパというクラブと戦うのですが、それに勝つと準決勝は鹿島と対戦する可能性があるようです。 むむ、これは鹿島まで行ってくるしかないか!?
posted by roque816 |12:52 | football | コメント(0) | トラックバック(0)
2008年09月13日
【カタール3-0ウズベキスタン】W杯アジア予選1R
AFCによる試合記事はこちら。 両チーム監督コメントはこちら。 公式記録及び順位表はこちら。 日本と同じグループAの両チーム。3次予選ではカタールはオーストラリア・イラク・中国からなる「死の組」を勝ち抜き、ウズベキスタンはホームでサウジアラビアに3-0で大勝して余裕の突破でした。 カタールは帰化選手が多いのが特徴。あのエメルソンが一時代表入りした事は有名ですが(後に年齢詐称などで代表入りが認められず)、カタールリーグで活躍した外国人選手を積極的に自国の代表に引っ張ってきています。 今回のスタメンでもエースのセバスチャン・キンタナ(ウルグアイ出身)を始め、FWのデシール、DFのマルコン、オバイド・コニが帰化選手(他にもいるかも?)。 アウェーのウズベキスタンは前回のアジア杯でブレイクしたエースのシャツキフを中心としたチーム。今回コンビを組むのは8番のジェパロフですが、今予選では怪我でベンチに控えているゲインリフという選手がスタメンで出ていた様です。 両チームとも絶対的なエースストライカーがいるだけに、彼らの出来に注目が集まる所です。 序盤から積極的に仕掛けるのはホームのカタール。前線から積極的にプレスをかけて、高い位置でボールを奪っての速攻を狙っているようです。9番のベシールはアフリカ系の身体能力がありそうな選手。左サイドの二人は共に左足の精度が高そうです。しかし、なんといってもやはりセバスチャン。彼のポストプレー、そこから前を向いての突破、もしくはファウルをもらう技術など、1人でなんでもこなしていました。攻撃は全て彼に任せておけば安心な感じです。 序盤は攻勢だったカタールですが、20分を過ぎたころから少しプレスもゆるくなり、ゲームが落ち着いてきます。逆に徐々にウズベキスタンの出足が良くなり、ややウズベクペースの展開になりました。 ウズベクの攻撃の特徴はその体格・体力を生かしたパワープレーにあります。とにかくどんどん前にボールを運び、フィニッシュでの一工夫をシャツキフが担当するのがパターンです。また、遠い距離からのシュートも積極的に狙ってくるチーム。右サイドのカパゼは石川(FC東京)タイプのパワフルなドリブラー。右サイドバックのイノモフもかなり攻撃的な運動量の多い選手。左サイドバックのスユノフはパワーのある左足のキックを持っています(ただし、精度はあまりなし)。 ウズベクのペースのまま進んでいた37分、カタールが約25mの距離からFKを得ると、これを5番のマジディ・シディクが見事に直接ゴール!少し嫌な流れだったカタールが先制して前半を折り返します。 後半開始からウズベクは7.ハイダロフ→15.ゲインリフ。トップ下orセカンドトップの位置だったジェパロフが中盤に下がってFWを増やしました。すると、ゲインリフは運動量&テクニックあふれる突破でチャンスを作り、ウズベクの攻勢が強まります。しかし、主審のPK見逃しなどもあり、同点にまでは至りません。相手のマークがきつい事もあるのかもしれませんが、どうもシャツキフの調子が今一つな感じです。 カタールはカウンターから追加点を狙いたい所ですが、前半飛ばしすぎたのか、選手のコンディションがあまり良くない様子。69分には足をつった10.マジドに代えて16.ブルーシがイン。更に71分には9.デシールが足を痛め、12.モハメドと交代します。ところが、その直後にカタールはカウンターからセバスチャンのパスにモハメドが抜けだし、DFを交わして追加点をゲット!交代直後のファーストタッチで貴重なゴールを決めました。モハメドはまだ21歳ということですが、スピードのあるタイプで先発の2人とはまた違うタイプのFWでした。日本も彼には注意した方が良いかもしれません。 2点目が決まって勝負あり。カタールは更に87分にもカウンターからセバスチャンを起点に、最後は15.ブルシが3点目を決めました。 カタールは初戦で3-0と会心の勝利。セバスチャン一人のチームではない事を証明しましたが、他国から見ればやはり「セバスチャン恐るべし」という印象のゲームでした。弱点といえば守備の時にDFがマークをすぐ外してしまうことでしょうか。この試合でも度々そういった場面が見られました。解説の早野氏によると「ショートコーナーをやったら面白そう」とのこと。 ウズベキスタンにとっては3点差つくような内容ではありませんでしたが、自分たちのいい時間帯に逆に点を取られたのが痛かったです。それよりも心配なのがエースのシャツキフの調子で、以前見せていたゴールへの嗅覚を少し失っているように感じました。後半から入ったゲインリフが良いパフォーマンスを見せた事は好材料ですが、彼は累積警告で次のオーストラリア戦に出られません。。。 日本戦への予習としてはこの2人とジェパロフ、右サイドバックのイノモフ当たりを押さえておくと良さそうです。
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2008年08月19日
女子サッカー準決勝 なでしこ2-4アメリカ、ブラジル4-1ドイツ
簡単にポイントを箇条書きします。 【日本2-4アメリカ】 ・審判はやたらなでしこ寄り。アメリカ選手は抗議こそあまりしていなかったが、かなり不満げな様子。 ・左SBの矢野がスピード・パワーといったフィジカルの差でやられまくり。後半は多少修正できたが、やはり同点の場面ではやられた。 ・逆転ゴールは同点にされて意気消沈した隙を逃さずやられた。女子サッカーはややこういったメンタル的な波が大きい。 ・3,4点目は、厳しい言い方だが福元の背が足りない。日本はもっと大きいGKを育てる必要がある。 ・前半途中までのような組織的な守備は十分機能していた。 ・前からボールを奪いに行くべき所で前に出られず、失点したのは残念。 ・攻撃は一人で突破できるFWがいないと苦しい。 ・女子サッカーも「アスリート能力」が求められる時代になった。 ・ボランチコンビはスペースを埋める、前に出てボールを奪う、パスを展開する、前線に顔を出す、という一連の仕事を完璧にこなした。 ・荒川の能力はやはり別次元。 ↓選手採点。 GK:福元 2 サイズの小ささは本人のせいではないが・・・ DF:矢野 1 フィジカルで対抗できず、アメリカの草刈場に。 →丸山 - 採点無し。 岩清水 2 同点シーンでは残念な守備。 池田 3 パスさばきに難あるも、守備は安定。 安藤 2 もっとつなぐプレーを心掛けたい。 →原 2 ドリブル能力はありそうだが、前線で使いたかった。 MF:宮間 3 精度のある右足をあまり見せられず。 澤 5 プレーも存在感も全てが素晴らしい。 阪口 4 澤の影に隠れがちだが、相当な選手。 近賀 4 右サイド突破など持ち味を出して1アシスト。 FW:永里 1 コンディション低下か?中国戦のような動きができず。 大野 4 先制点の他にも積極的な仕掛けを見せる。 →荒川 - やはり能力は素晴らしい。ドイツ戦ではもう少し出られるか? 【ブラジル4-1ドイツ】 ~ハイライトはこちら ・ブラジルDFの軽率なプレーからボールを奪ってドイツ先制。 ・更に同じようなミスを続け、追加点のチャンスもあった。 ・ブラジル同点ゴールはクリスティアーニの左サイド突破から折り返し、マルタが潰れてフリーの8番がドン。 ・逆転ゴールはドイツCKのカウンターから3-2、マルタが引き付けてクリスティアーニが楽々ゴール。 ・3点目はやはりCKのカウンターでマルタが右サイド突破から左足アウトで流し込む。神業! ・4点目はクリスティアーニ突破からドイツDF4人を交わして、最後は目線フェイント!でGKのタイミングをずらして流し込む。 ・マルタとクリスティアーニは物凄い。いやあ、あれと当たらなくて良かった。 ・UGさんの所でマルタとブラジル代表の動画が紹介されていますので、どうぞ。 【3位決定戦に向けて】 ・ドイツはエースのプリンツが警告をもらってしまい、3決は出場できない。 ・180cm台の高さは脅威だが、1対1のフィジカルコンタクトで負けないこと。
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2008年08月16日
最近のトピックス
いちいち長い文章を書いている気力がないので、一言ずつまとめます。 【コンサ関連】 ・サッカーは11人でやるスポーツ。いくらサポーターが応援しても、ピッチに立っている選手が良いプレーをしないと勝てません。 ・審判問題は日本に限った事ではない。どこの国でも誤審にまつわる問題はたくさんあり、日本の審判だけが低レベルな訳ではない。 ・アンデルソンは使える。が、ダヴィ&クライトンと3人出すと清水戦のようなまさに「外人頼み」のサッカーになってしまう。そんなのは見たくない。 ・データからいえば、札幌と千葉は降格間違いなし。得点が取れないチームよりも失点の多いチームの方が危機的である。 【五輪関連】 ・なでしこ強い。中国戦は女子離れした組織力で中国を圧倒。悲願のメダルまで後一つ、取って欲しいです。 ・永里があんなに使える選手とは思わなかった。中国戦のPOM(パーソン・オブ・ザ・マッチ)だね。 ・男子の結果はある意味予想通りだが、なんとかならなかったものか・・・個人的には予選初期の3-4ー3を続けて欲しかった。 ・ブラジルとアルゼンチンはそのままフル代表と言って良い陣容。ロナウジーニョも、やはり素晴らしい。 ・ちなみに、今ブラジルーカメルーン戦を見ながら書いているのですが、審判酷いwファウル取り過ぎ、カード出し過ぎ! ・イタリア-ベルギー戦はどうしちゃったんでしょうか?
posted by roque816 |20:27 | football | コメント(0) | トラックバック(0)
2008年08月08日
Jリーグ移籍情報
ちゃんとまとめたサイトがなかなかないので、自分で作ってみました。 ↓簡単ですが、、、Excelファイルです。 http://drop.io/kpym4hh データは8/7時点のもの。 SAVEをクリックして保存して見て下さい。 ちなみに、元ネタは↓こちら。バレーの移籍はショックですな。。 http://www.sponichi.co.jp/soccer/jleague/2008/transfer/index.html
posted by roque816 |22:46 | football | コメント(0) | トラックバック(0)
2008年07月23日
秋春制とJリーグ構想
秋春制導入については、みなさんがいっせいに反対されているこの反応ぶりを見ただけでも結論がでそうな問題ですがw J3さんのところでもこのようなエントリーを上げていますが、私はこのデメリットの所に「日本の文化に秋春制はなじまない」というのも加えたいと思います。欧州では学校も秋から始まりますし、夏はバカンスで全く働かないし、秋春制が自然な理由がいくらでもあります。それが彼らの1年のリズムになっているんですよね。(尚、ロシアリーグなどの冬が厳しい国はもちろん春秋制です。) 対して、日本は学校も会社も全てが4月に始まり、3月に終わる。もちろん、各スポーツ界のカレンダーもそれに準ずる形になっています。(例外は1月に始まり12月に終わる競馬くらいですかね?) そこに何故Jリーグだけが一人だけ逆行しなければならないのか?正直、秋春制の導入にはメリットが全く感じられないんですよね。もちろん、札幌などの北国のチームにとっては死活問題ですし。。。 まあ、こんなのは実現する訳はないので、却下という事で次に行きましょう。 それよりも私が興味深く思ったのが、J2リーグについての将来像が決定したというニュースです。 この発表を見ると、将来は J1 18チーム 降格3チーム J2 22チーム 昇格3チーム、降格最大3チーム JFL ?チーム 昇格最大3チーム となる訳ですね。 そして、「J2からJFLへ降格したクラブは、Jリーグ会員資格を失う。」と書いてある通り、JFLはあくまでもアマチュアのリーグだということです。 いまやどこの都道府県にも一つくらいはJリーグ入りを目指すクラブが出来つつありますが、現在J2は15チーム。定員の22チームまでは後7つのイスしかありません。現在JFLや地域リーグに所属してJ入りを目指しているクラブはこの狭き門を通過しないと行けない訳です。 もし、この残り7つに入れなかったり、入れたとしても20番目以降のぎりぎり滑り込みで入ったクラブは、J2とJFLとの間のエレベータークラブとなってしまう可能性が高いと言えます。これはJ1とJ2との間と、どちらが大きな差になるのでしょうか?もちろん、J2はプロ、JFLはアマですから、こちらの方が断然大きな差となるでしょう。J2のクラブはれっきとしたプロとして試合運営を行えますが、アマの試合では全ての面において規模を縮小せざるを得ません。(例えば札幌ドームが使えない、アウェーの移動も安い強行軍になる、入場料も安くなり観客動員も落ち込む=財政難になる等・・・) それを考えると、今のJ2は降格の心配がありませんから、なんとしても今の内にJリーグ入りを果たして、数年間でクラブの基盤を固めておきたい、となるのは当然です。 つまり、今後2,3年のJFLはいわば「勝ち組」への滑り込みを目指す熾烈な戦いが繰り広げられると考えて良いでしょう。 札幌は「先行者」としての恩恵を受けている事に感謝しつつ、数年後は「アマチュアへの降格」というものすごい恐怖と戦っていかなければなりません。
posted by roque816 |23:48 | news | コメント(0) | トラックバック(0)