2018年06月21日
理由
こういうこといつも書いてる気がするけど…W杯の時期になるとほんとにほんとにチリが恋しい。 チリでは長期休暇は労働者の権利ではありません。 雇用主の義務です。 雇ってる人たちを彼らの望むときに長期に休ませなければならないのです。 たいていは学校も休みになるクリスマスから2月いっぱいまでの間のどこかで休むけど、W杯の時期はそれに合わせて休む人がたくさんいます。 現地に行けない人も大勢います。 でも、試合は絶対に見たい。 働いてるときにこっそり見てたり聞いてたりで労災でも起こしたら大変です。 だから、その時間は休憩時間。 スーパーも閉まってました。 全ての仕事とは言いませんが…。 2014年のチリの初戦はチリ時間で夜7時キックオフでした。 6時に終わるはずのこめたさんの幼稚園では「(先生たちが)キックオフに間に合わないから5時半過ぎたら迎えに来てね」 だって、国中、みんな、試合が見たいのだから! どんなふうにW杯を観戦するのか、正解はありません。 でも、日本人があの場所に行けないのは、学校等が休みじゃなく、仕事は休めないからです。 熱くないからじゃない。 そして、ちょっと逆説的になるけど、(どうせ)行けないから見れないから熱くならないんだと思います。 特別な非日常なイベントだけど身近なイベント。 チリではW杯ってきっとそんな扱いなんだろうなぁ。
posted by r_parade |21:53 | FOOTBALL | コメント(0) | トラックバック(0)
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