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2006年12月29日

一束の声(天皇杯準々決勝と準決勝前)

初めての仙台。
初めてのサッカー専用スタジアム。
初めてアウェイで勝つ瞬間に立ち会いました。

正直、試合の内容は良く覚えていません。

数少ない記憶していることといえば。

堀井選手の言葉はいかにも彼らしい飾り気のないものだとか。
甲府の茂原選手が徹底的に優也選手のボールを狙っていたりとか。
ゴールの後でゴール裏まで爆走した加賀選手の姿とか。
ものすごく赤黒いゴール裏とか。

でも、一番覚えているのはゴール裏から聞こえる声が一束だったこと。
何百、何千の声、ではなくて。
一人の声の大きい人が叫び続けているような声。
多くの人の同じ想いが束になってまとまって、聞こえたせいかもしれません。




もうすぐ天皇杯準決勝が始まります。
コンサドーレ札幌としては未踏の領域。歴史を刻む試合です。

だったら、せっかくなら勝ちましょう。
選手が、スタッフが、フロントが、スポンサーの皆様が。
そして現地と現地には行けなかったサポが同じ想いで闘いましょう。

誰か一人が、どこか一つが欠けたら生まれない一体感。
今日もそれを生み出せる幸福をかみしめて、だけど満足なんてしない。

勝ちたい!
勝ちたい!

勝つぞ!

国立へ行こう!

posted by ponta |12:50 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月22日

勝利への執念(天皇杯準々決勝前)

まんまと風邪をひきました。

ここ一番に強いことが数少ない取り柄だったのに。
だけど執念が体調を上回ったのか、ここ数日に比べると今日は良い感じです。
この調子なら明日の朝一番にJRで函館から仙台へ参戦出来そうです。

流石に喉のおかしいこの状態ではゴール裏で声を出すのは無理かと思いますが
現地で2006札幌が歴史を塗り替える瞬間をこの目にしたいと思います。

チーム史上初の天皇杯ベスト4という扉を開ける瞬間を。

相手がどう、よりも自分達の方が勝利への執念を強く持てばおのずと道は開けるでしょう。
その繰り返しの結果、明日の舞台に立つはずです。
勝ちたい。勝ちたい。
コンサドーレ札幌の今出来る全力で勝ちたい!

寝る前にJEF戦のDVDをもう一回見てイメージトレーニングをします。

勝つぞ!

posted by ponta |22:32 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月16日

仙台へのチケットを手に入れる。

仙台へのJRのチケットと宿泊券、そして
サンクスで『甲府vs.札幌』と印刷されたチケットを入手しました。
着々と仙台行きの準備は進んでいます。
それ以上にワクワクは高まる一方です。
気持ちだけは明日にでも試合になって欲しいくらいです。

あとは風邪を引かないように、当日の朝慌てないようにしっかりして
美味しい牛タン屋さんを調べれば完璧です。


選手の皆さんはいよいよ道内での練習を終えて合宿に入りますね。
みっちりと調整をした姿を仙台で見られるのが楽しみです。

posted by ponta |23:43 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年12月11日

一体感(天皇杯5回戦)

こういう試合に立ち会ったりするから、やめられないんですよね。サポって。


我が家にBS環境がなくて出向いた某所でアクシデント。
あまり意見を押し通すことが得意ではないので、普段なら諦めていたところ。
だけど、この日だけは諦めきれなくて知恵を絞り、粘って粘ってようやくTVの前へ。
恥ずかしいって何?ワガママ?いいえ、対価に見合う要求の主張です。
そんな言葉を身をもって覚えました。

TVをつけたら丁度ハーフタイムでした。
結果的に諦めなくて本当に良かった!!

砂川選手のゴールあり、フッキ選手の負傷退場あり、佐藤選手の大ミスあり。
全く気の抜けない45分と延長戦30分を終えてのPK戦。
ミスもあったけど出来ること、やりたいことの一部はやった感じでした。
正直これならよく頑張ったと言える。でもせっかくだから勝ちたい!

延長戦にはいる前とPK戦の直前の『赤黒の勇者』の歌。凄く良かったです。
林選手から佐藤選手へのアドバイス?内容はわからないけれどグッときました。
ピッチに立つ選手、サブの選手、監督はじめコーチ、スタッフの大きな円陣は
強い一体感と迫力と気合いを感じました。

PK戦の間中ずっと携帯電話を握りしめて画面を見ていたけれど、正直言って
砂川、曽田、大塚、中山、芳賀、相川、和波、西嶋各選手のPKは直視出来なくて。
だけど念仏のように選手の名前を呼び続けて気持ちだけはゴール裏。
いつもの個人的な呼び方ではなく、ゴール裏と同じ呼び方で口ずさみました。
攻守が入れ替わればすぐに「優也、優也」と佐藤選手へ切り替えて。

怖くて薄目で見ていた画面に映るのはゴール裏へガッツポーズをして
仲間の元へ輝くような笑顔で戻る選手達の姿。
迎える側の選手達も同じくらいの満面の笑みばかり。

TVのこちら側で腹痛をもよおすほど緊張していた自分がバカみたいなくらい
選手達は緊迫感を楽しんで満喫しているようでした。
それがとても頼もしくて、何故か負ける気がしなかった。

8人目。新潟の矢野選手の蹴ったボールをはじいたのを見届けて
佐藤選手に札幌の選手達が駆け寄ったのを見て涙がこらえきれなくなり・・・。
けれども、時間を延長していたせいで余韻も何もなく放送終了。
おかげで一気に緊張がほぐれましたけれども。


この試合は不思議とフクアリが近くにあるような感じがしていました。
現地の気合いが伝わってきたというか。
選手とスタッフ、ゴール裏の皆さんが生んだ「絶対に勝つ」一体感に
巻き込まれたのかもしれません。
とても幸せなものに巻き込まれました。

ただ、嬉しい時、喜ぶ時、ピンチの時に声を出せないなんて辛かった。
叫びたいし拳を突き上げたいし、時にはジャンプだってしたいし。

そんなわけで、仙台に行こうかと思います。

posted by ponta |19:04 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(1)

2006年12月09日

勝ちたい!(天皇杯5回戦前)

言いたいことはいろいろあるし、考えることはどっさりあるけど。
とにかく今日、勝ち試合を見たいんです。

泥臭くていい、不格好でいい。
札幌らしいサッカーで勝って欲しいんです。

一日でも長く柳下監督のサッカーを見たい。
一日でも長くこのメンバーのサッカーを見たい。

そのためには勝つしかない。


・・・なんて気負っていた私の肩の力を抜いてくれたのは
今日の北海道新聞の写真でした。
JAL様が壮行会を開いてくれたとか。
その心配りが嬉しいし、記事も心惹かれる素敵な写真です。
朝からどうもありがとう。

いろいろなものをひっくるめて、とにかく勝ちたい!

現地参戦の皆さん、熱いサポートをお願いします。
私もテレビの前で一緒に闘います。

posted by ponta |12:03 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年11月29日

頭よりも体を使う。

監督は?
選手の動向は?
来シーズンの方向性は?
鳥栖戦のメンバーは?
天皇杯はどこまで行けそう?

情報に踊らされないように!
報道に一喜一憂しないように!
いなくなる(らしい)選手を思ってせつなくならないように!

考えることが山のようにあって、どれもがとても悩ましくあり。
歩きながらネガティヴなことを考えてため息をついたり。
自分の中で禁止事項を作ってみたり。

明らかに日常をコンサに侵食されています。

これ以上ため息ばかりを排出して幸福が逃げるのもごめんだし
二酸化炭素をまき散らすばかりで地球にも優しくないので考え事自体をやめます。

そのかわり。と、言うわけではないんですが。

リーグ最終戦に行くことにしました。
とはいっても決意だけでJRのチケットすら手配していないのですが。
だけど、どうにかなるはずだ。うん。きっと。多分。

とにかく、行動しないで後悔するより行動を起こして反省する方を選びます。
そして、出た結果をまっすぐ受け止めようと思います。

posted by ponta |17:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年11月27日

欲(第51節柏レイソル戦)

およそ10分おきに携帯で得点の動きをチェックしていた前半戦。
ハーフタイムに0-1を確認して、いてもたってもいられなくなって
後半開始から少したってパソコンの起動を決意。

いつの間にか0-2。
『やばい』と『まだ時間がある』が心の中でガチンコ勝負しながらオフィシャルを更新。

『相川進也ゴール』

え?
信じられなくて、もう一度更新。

『フッキゴール』

ええ?
驚きながら、だけど、勝手に笑いがこみ上げていました。
何だか凄いことになっている。

『中山元気ゴール』
文字を見た瞬間、考えるよりも先に品のない高笑いをしてしまいました。
同時に、現地の方々やスカパーで試聴している方々がうらやましくて仕方なかったです。


いつものように夜のスポーツ番組でダイジェスト映像を見ましたが
3人のFWがそれぞれ『らしさ』を感じさせる素晴らしいゴールでした。
飛び込む勇気、リズム、気迫。
生で見てしまったら、号泣ものだったかも・・・。

中山選手のゴールの後で、彼に相川選手とフッキ選手が抱きつく姿を見て
一人じーんとしてしまいました。
皆とても良い表情をしている。


やっぱり私はこのチームが大好きなようです。


簡単に手に入るものは簡単に失ってしまう。
何度も身にしみて、ここまで来ました。
我慢して苦い思いを数え切れないくらいして、やっと形が見えてきた。

無理だと言われても覆せないと言われても、言いたいことは一つです。


柳下監督とこのメンバーともう一年戦いたい。


ワガママなのはわかっています。

posted by ponta |13:30 | コンサのこと。 | コメント(2) | トラックバック(1)

2006年11月24日

Easy come , easy go. 

ヴェルディに勝利したことで勝ち点が69。

これは昨シーズン終了時点の甲府と同じ数字です。
試合数が違うので単純比較は出来ませんが、札幌は63でした。
ちなみに、一昨年は30です。

順調に進むばかりではなく立ち止まったり、時には後退しているのではと疑ったりしながら
それでも一歩一歩『札幌のサッカー』を形作ってきたと思います。


個人的には今のサッカーがとても好きで、今のチームがとても好きです。


なんとなく想定していましたが柳下監督の退任は残念です。
城福強化部長も退任されるとは驚きました。
お二人と一緒に昇格したかったし、J1で戦いたかった。


考えれば考えるほどわけがわからなくなって上手に言葉に出来ませんが
一つだけ言えるのは
進んできた道を変えないで欲しい。ただそれだけです。

他の人の考えはわかりませんが、少なくとも私には
我慢をしてきた価値のあるサッカーをするチームになったと思えます。
現状に満足しないで、もっともっと上を目指して欲しいとも。


出来るだけ長く、出来るだけ同じ顔ぶれでプレーしている姿を見ていたい。

posted by ponta |18:40 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年11月10日

とにかく嬉しい!(天皇杯4回戦の1)

カップウイナーのJEFに勝ちました!
凄く嬉しい!

我が家にはBS環境が存在しないので、またまたダイジェストだけですが
西谷選手のクロスも、飛び込んだ相川選手も最高でした。

前日から試合のことばかり考えて、落ち着かなくて。
炊飯器のスイッチを押し忘れたり無意味にドキドキしたり。
強い相手、凄い相手と自分を追い込んでいたり。
だけど、何故か不思議に負けるイメージだけがわかなかったり。
ハーフタイム、得点、試合終了と何度も携帯電話が鳴り、メールが届き。
慌ただしいけれど、HAPPYな時間でした。

愛媛戦参戦のため金曜日に札幌入りして、ようやくフル映像を見ることが出来ます。
保存版にしようと思っています。

そして、改めて感想を書こうとも。




相川進也というFWを、個人的にとてもヒイキにしています。

勝負運がある、と言うのでしょうか。
節目節目にインパクトのあるゴールを奪っている気がします。

02年の最終節、広島戦での1ゴール3アシスト。
04年アウェイ福岡戦での長い長い連敗脱出ゴール。
そして同じく04年、天皇杯JEF戦でのVゴール。

ざっと思い返してみても3つ出てきました。

今回のゴールで更にヒイキになりました。
もっともっと精進することを、残りのリーグ戦で期待します。

おめでとう。ありがとう。

posted by ponta |01:26 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)

2006年11月07日

流れをたぐり寄せる力(天皇杯4回戦前日)

気がつけばJ1勢が順当に勝ち残っている天皇杯。
アップセットのないカップ戦は物足りないです、よね?

とは言っても。
相手はつい先日すばらしいサッカーでナビスコ杯連覇したJEF千葉。
そう簡単に勝ち目のある相手ではありません。

逆を言えばカップウイナー相手にどう戦うのか。
個人的には勝敗以上に注目するポイントがあります。

まず、最後まで全員が走り続けること。
それから必死でボールに食らいつくこと。
ちょっとくらいミスしても構わないから思い切りよくプレーすること。

そして、最も重要視したいのが劣勢をはねのける強さを感じること。

おそらくチャンスは多くないけれど、それでも何回かはあるはずです。

小さなチャンスの目をガッチリつかまえられるなら、大きな流れが生まれるでしょう。
スポーツの『流れ』は一度手にすると強い力を発揮します。
たとえば後半だけで6得点出来るくらいに。

今、自分達はどこに立っているのか。
それを知るにはこれ以上ない相手です。
この時点で出来るサッカーの全部を出し切って欲しい。

諦めなければ結果は後からついてくるから。

posted by ponta |18:23 | コンサのこと。 | コメント(0) | トラックバック(0)