2006年03月04日
始まりの日
今日、鳥栖で開幕戦が行われる。
スタジアムの周りは、開幕戦を待ちわびた沢山の人達で一杯だろう。
はるばる北海道から参戦する人達と。
道外の全国各地から駆けつける人達と。
鳥栖方面に在住の運の良い人達もいるのだろう。
行けない皆の分まで背負って応援に行く彼らが、最高の笑顔で帰って来れる事を祈って。
我が家ではもう一つ、ささやかな行事があった。
昨年の秋に他界した祖母の月命日。
開幕戦と月命日が重なるなんてそうは無いような気がする。
母と一緒に御霊膳と御団子を作り、お寺さんにお経を上げて頂いた。
これはこれで、初戦の日に良い入り方が出来た気がする……いや、微妙に違うんだろうけど。
でも、祖母なら笑ってくれる気がするから。
入江の雪割りには行けなかったけれど。
去年、喪中に無理を押して行った天皇杯が散々な結果に終わったのを思い出して、これで良しとしようかと。
ちょっと無理矢理だけど自分を納得させる。
これで行って負けたりした日には、自分のせいだと思っちゃいそうだ。
そんな事は無いんだけども、でもやっぱり、気になるし。現に去年の天皇杯の事は未だに気にしてるし。
……雪割りに行くチャンスは当分ないかなぁ。
来年もこんな時期に入江でやって欲しい、なんて絶っっ対に思えないし。
今日はこれから出かけるけれど。
帰って来たとき、私は笑っているだろうか。
それとも悔しがってるんだろうか。
出来れば笑っていたいんだけどね。
後５分でスタジアムの門が開く。
