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2018年12月22日

さらば、都倉!

今季のチーム得点王、都倉が去ることになりました。C大阪からオファーが届いていると一部スポーツ紙に載ったのが確か14日でした。SNSなどネット上を見ると、心が揺れたサポーターが多かったのではないでしょうか。私自身もショックを受けた1人で、スポニチが「完全移籍」と打った16日はたまたま午前5時すぎにネット上の騒ぎに気付き、布団の中でスマホで情報を探し、まだ暗い中、カミさんと「大変なことになった」と話し合ったことは内緒です(年寄りは夜中に目が覚めるんです)。

でも、長年、数々の困難を経験してきたサポーターは打たれ強いんです。徐々に気持ちを整え、20日の正式発表は心穏やかに迎えることができました。その時点でも「裏切り者」呼ばわりする人がいたり、長文のコメントに対して文句を付ける人がいるようでしたが、それだけ都倉への思いが強かったということでしょう。愛情の裏返しなのだと思います。私も悲しいし、残念に思いますが、都倉にはJ2で戦い、J1昇格を果たし、J1残留、そして上位進出に貢献した5年間の実績に、ただただ感謝しかありません。とりわけ今季はアディショナルタイムの得点が5ゴールで、そのうち3ゴールは引き分けに終わりそうな試合で勝利をもたらしてくれ、何度も感動を与えてくれました。あなたのことは生涯、忘れません。

都倉の立場からすると、選手の評価は年俸額がすべてでしょう。好条件が示されれば、あえて新しい道に挑戦するのは都倉らしいとも思います。ちょうど販売中の「サッカーダイジェスト」12月27日号に都倉のインタビュー「大器晩成という言葉を信じてる。」が載っています。C大阪のオファーが来る前でしょうが、まだ日本代表の夢をあきらめていないことを語っています。ぜひ読んでみてほしいと思いました。

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とはいえ、来季は敵選手です。私は北海道コンサドーレ札幌というチームとクラブ、そして縁あって所属してくれた選手を全力で応援しています。やむなくチームから契約を終えた選手はともかく、自ら去った選手には負けたくありません。札幌戦以外では頑張ってほしいと願いますが、札幌に来たときは敬意を表して大ブーイングで迎えたいと思います。恩返し弾はいりません。因縁のあるC大阪には絶対に勝たなくてなりません。今から対戦が楽しみです。


posted by papa12 |22:29 | 思い出 | コメント(0) |