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2018年05月04日

サイレントトリートメント

「サイレントトリートメント」という言葉を覚えたのは、4月25日の横浜M戦の逆転勝ちを伝える翌日のスポーツ各紙の報道からでした。もともとはよそよそしい態度を取ることを言い、米メジャーリーグでホームランを打った選手を出迎えるのに、何事もなかったかのように振る舞うという、新人歓迎の通過儀礼なのだそうです。先日、初本塁打を打った大谷翔平がその洗礼を受けたのがテレビニュースとなっていましたが、その言葉までは知りませんでした。

横浜M戦では、進藤が豪快なヘッドで逆転の決勝弾を決めたのに、誰も周りに集まらず祝福してもらえませんでした。進藤は「俺が決めた!」とアピールするものの、ほかの選手やベンチからはクロスを上げた菅の周りに集まって喜んでいました。普段、私はカメラを携帯していますが、試合中は応援に夢中であまり写真を撮ることはなく、とりわけ得点時には興奮していてほとんど撮れません。しかし、この時は珍しい光景でしたので、思わず撮ったのが下の写真です。アピールする進藤の後ろに菅を囲む輪が写っています。ユーモラスな光景ですね。

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それにしても、このサイレントトリートメントは事前にほかの選手たち全員が示し合わせていなければできないと思われます。誰が言い出しっぺなのか、気になりますね。「進藤が決めたら、皆でシカトしよう」とでも打ち合わせていたのでしょうか。こんなことはチーム状態が良くなくてはとてもできないと思いますし、選手たちの仲の良さがうかがえます。ぜひとも明日5日のG大阪戦でもこんな光景が見たいです。進藤でなくてもどの選手でも構いません。ゴールと勝利の歓喜を満員のサポーター、ファンと分かち合いたいものです。頑張れ!コンサドーレ!!


posted by papa12 |17:19 | 思い出 | コメント(0) |