スポンサーリンク

2015年12月06日

さらば、「俺たちの砂川誠」

ついにこの日が来てしまいました。俺たちの砂川誠が昨日、引退を表明しました。記者会見では、コンサドーレと札幌の街を「大好き」と話してくれたそうです。今後もサッカーに関わっていくといい、「いずれ札幌の監督になれればすばらしい」とも語ったようです。そんな日が楽しみです。

思い起こせば、入団は2003年、柏からのレンタルでした。すぐに非凡なドリブルやパスを披露し、テクニシャンぶりを発揮しました。ただ、先発しても途中交代、あるいはスーパーサブ的に使われるなど、当時、一緒に観戦していた上の娘と「すぐに電池が切れる」と評していました。ところが、持久力は年々強化され、年を取ってからの方が90分走りきれる体力をつけたのではないでしょうか。05年に完全移籍を果たし、「俺たちの砂川誠」とチャントを歌えるようになったのはうれしかったですね。

思い出のゴールはたくさんありますが、一番はすでに退団を表明していた10年の最終戦でフリーキックを直接決めたゴールでしょうか。札幌ドームのゴール裏でウルウルしていました。その後、再契約が決まったのは本当にうれしかったですね。男気を感じました。「恥ずかしながら帰ってまいりました」というセリフも良い思い出です。次点は、確か05年のアウェイ・草津(現群馬)戦でしたか、オーバーヘッドキックで決めたのも強く印象に残っています。

ゴールよりも、ラストパスの方が覚えているかもしれません。とりわけ内村とはホットラインを築いていました。内村が今季、爆発できなかったのも、砂川の不在も影響したと思います。まだまだそんなゴールを演出する姿を見たいと思っていましたが、本人がイメージするプレーがピッチ上でできなくなったと語っているので、やむをないのでしょう。

「札幌のレジェンド」、本当にお疲れ様でした。

1449407677-P1170767.JPG


posted by papa12 |21:51 | 思い出 | コメント(0) |

2015年12月06日

祝・福岡J1昇格&町田J2昇格

アビスパ福岡の選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さん、おめでとうございます。今季の福岡は終盤、無敵状態でした。とても追いつかないと思われた自動昇格圏の上位2チームに肉薄し、終わってみれば、2位の磐田と同じ勝ち点に並ぶ強さでした。

3位で迎えたプレーオフ決勝の会場が、4位のチームのホームというのはいまだに納得できません。それでも遠く福岡からのサポーターが多数詰めかけ、応援する姿に感動しました。私自身はどちらかというと、資金力のあるC大阪に昇格してもらった方が来季に向けて得かなと思いながらも、試合会場でハンディを負った福岡を知らず知らず応援していました。先制点を奪われてもひたむきに戦った福岡は最後の最後、中村北斗のゴールで同点に追いつき、思わず「やったー!」と叫んでしまいました。引き分けで終了し、3位のアドバンテージで昇格が決まったのは、本当に妥当な結果と思われます。

さて、今日はもう一つ、しびれる戦いがありました。J2・J3入れ替え戦第2戦です。町田ゼルビアが2連勝で2度目のJ2昇格を決めました。今日の試合に限っていえば、PKの正否が明暗を分けました。大分の高松の渾身のキックを止めたのは、元札幌の高原寿康でした。ほかにも再三、ピンチを救っていました。町田には李や松本もいます。来季の対戦が楽しみですね。前回のJ2昇格時はコンサドーレがJ1に昇格していたので、初対戦ですね。J3優勝の山口もそうですが、町田も力はあなどれないものを持っています。心して立ち向かって行かなくてはなりません。

大分が降格するのは意外でした。つい先日もコンサドーレは簡単に負けてしまった。J1経験チームとしてはつらい現実ですが、かつての経営危機を脱しつつあるチームですから、再び不死鳥のようによみがえってほしいと思います。

posted by papa12 |18:10 | 雑感 | コメント(0) |