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2015年07月08日

大逆転負け

内容的には完敗でした。2-2に追いついてからの首位・大宮は余裕のパス回しで、運動量の落ちた札幌を軽くいなしながら、決勝点を奪いました。ある意味、必然のゴールだったかもしれません。今現在の力の差を感じさせる失点でした。

ただ、勝機はありました。都倉、稲本、河合という大黒柱のセンターを欠く中、出来過ぎとも言える2ゴールで2点先行した際には、さすがの大宮も焦りのような気持ちに陥る状況でした。ここでとどめを刺す3点目を決めていれば、大宮の猛攻をしのいで逃げ切ることもできたのではないでしょうか。そんな決定機も確かにありました。あそこで決めきる力があるなら、もっと上位にいるのでしょうが。

先発のうちユース出身者6人を含め道産子が8人を占めたのは、未来への希望につながる快挙です。ただ、若手が多いことがメンタル的な弱さも露呈しました。2-2に追いつかれた段階で浮き足だち、積極的なプレーも見られなくなりました。このあたりは、やはりベテランの落ち着つかせる力が必要だったと思います。

采配にも疑問が残りました。素人が口を挟むことではないかもしれませんが、内村を下げて菊岡を投入したのは明らかなミスだったのではないでしょうか。前線に高さがないなか、飛び出しができるFWがいなくなっては、攻め手がなくなってしまったように見えました。終盤、ボールを前に運べず、横パスを奪われるという最悪の展開に、サポーターもストレスがたまる幕切れになってしまったのは、かえすがえすも残念です。

私自身、2点先行して勝てるのではと浮ついてしまったかもしれません。もっと応援に声を枯らすべきだったと反省しています。サッカーでは「2点差が最も危ない」と言われることがありますが、その言葉通りの結果となりました。若手主体のチームとしては、この教訓を心に刻み、次節からの戦いにぶつけてほしいと思います。頑張れ!コンサドーレ!!

posted by papa12 |22:53 | 雑感 | コメント(0) |