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2008年07月13日

CVS

CVSはコンビニエンスストアの略でもあるらしいですが、ここで取り上げるのはもちろん「コンサドーレボランティアスタッフ」のことです。

私たちがホームゲームに足を運ぶと、黄色いビブスを着用して、かいがいしく働いていただいているスタッフの方々です。スタートしたのはJリーグに昇格した1998年シーズン途中から。当時、すでに選手獲得の放漫経営などから巨額の負債を抱え、経営難となったなかで、競技場の運営費削減策として導入されました。サポーターとしては、市民自らチームを支えるものでした。以来、毎年開幕前に募集して登録してもらい、1試合に100人以上の方々が私たちが観戦する試合を陰ながら支えてくださっています。今年も約300人が登録し、大半が毎年継続してくれているそうです。主な仕事は会場案内やごみ収集、ファンクラブコーナー補助などだそうです。ボランティアですので無償のうえ、交通費さえ支給されません。唯一、弁当だけが出るそうです。しかも、ボランティア中は試合はほとんど見ることができないのです。自らを犠牲にする「チーム愛」がなくては務まらない仕事です。試合を観たい私には絶対にできないと思い、CVSの皆さんには本当に頭が下がります。本当に感謝しても感謝しきれません。私にできることは座席にごみを残さずにごみ収集に協力することぐらいできませんが、CVSの方にはできるだけお礼を言うことにしています(恥ずかしいので小さな声ですが)。このオフィシャルブログにも、CVSを務めていただいている方が参加されていますが、今後もチームを支えるためにご尽力をお願いしたいと思います。

さて、HFCに同時に言いたいことは、「いつまでもCVSに頼っているな」ということです。観戦に手助けを必要とする方の介助などにボランティアの協力は望ましいと思いますが、せめて交通費や薄謝の支給をできるようになってほしいし、将来の姿としては必要な運営費はHFCがきちんとまかなえるように経営改善を進めてほしいのです。CVSの皆さんの好意に甘えてばかりでなく、経営的に自立できるクラブを実現してほしいと願っています。

posted by papa12 |10:12 | 思い出 | コメント(4) |