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2006年12月30日

初めてのアウェイ



2006年12月23日、第86回天皇杯全日本サッカー選手権大会準々決勝のコンサドーレ札幌-ヴァンフォーレ甲府戦が仙台市のユアテックスタジアムで開かれました。これまでホームゲームしか観戦したことがなかったのですが、ジェフ千葉、そしてアルビレックス新潟を撃破するのをテレビ観戦して感動。興奮冷めやらぬなか、新潟戦の翌日、観戦ツアーをネットで探しみたところ、スポンサーの阪急交通社様で1泊2日2万5000円のツアーを発見。ちょうど前日の22日から休みだったため、家族に内緒で頼んじゃいました。ネットでは実際に受け付けられたかどうかは分からなかったのですが、翌月曜日に阪急交通社様から予約を受け付けたという連絡がキターーー! カミさんに思い切って告白したところ、「もとはあんたが稼いだ金だから、行ってくれば」と快く送り出してくれることになりました。感謝感激!

それからは運動会前の小学生のような気持ち。ワクワクドキドキしながら準備しました。そして22日、単身赴任先で朝6時半に起きていったん札幌の自宅に帰宅、すぐに用意したかばんを持って千歳へゴー! 空港には同じツアーの人たちでしょうか、赤黒い人がかなり集まっていました。天候にも恵まれ、順調に仙台到着。カミさんや娘らに義務づけられたお土産を探し、牛タン定食を食べ、光のページェントを見学して翌日に備えました。

そして当日。ゆっくりユアスタに向かい、午前10時前に到着しました。ホーム側の甲府のサポはほとんどいません。アウェイ側に回ると、いる、いる。赤黒い人たちが山盛りです。厚別や札幌ドームの行列がそのまま出張してきたみたいです。見慣れた顔をたくさん見かけました。ビョーキの人たちがいっぱいで、私もビョーキの人に仲間入りできてうれしかったです。開場のころには長い、長ーい列ができていましたね。

試合のことは皆さんが書かれているので省略しますが、いつも座り席で応援している中年おじさんもこの日ばかりは立ちっ放しで、力いっぱい声援を送りました。本当に至福のひとときでした。そして甲府に勝ってしまいました。もうなぜだか、涙が出てきてしようがありませんでした。来て、良かった。ヤンツーさん、選手たち、ありがとう。そんな思いで胸がいっぱいになりました。

さて、初のアウェイ観戦を終えて、すっかり「次の準決勝が国立なら行くぞ!」と思い立ったのですが、結局、エコパ。それでは、無理だと断念しました。29日も多数の方が駆けつけられたようで、行かれた皆さんは本当にお疲れ様でした。ヤンツーさんには3年間のお礼を言いたいと思います。選手たちは今回の快進撃に自信をつけて、ぜひ来季、頑張っていただきたい。

余談ですが、帰りの仙台駅から仙台空港へのバスで退任される城福強化部長と佐藤尽さんと一緒になりました。さらに千歳空港から札幌までのバスでは実況を終えたNHKの町田アナウンサーと乗り合わせました。日頃の中継のお礼を言おうかとも思ったのですが、迷惑でしょうから思いとどまり、帰ってから家族に自慢するのにとどめました。いやー、それにしても初のアウェイ体験、幸せでした。来季以降も機会があれば、ぜひアウェイに行きたいと思いました。


posted by papa12 |22:21 | 思い出 | コメント(6) |