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2006年10月09日

播戸竜二



今が旬のバンちゃんです。10月4日のガーナ戦で日本代表デビュー、それも流血しながら頭にテーピングして出続けたガッツの男です。

コンサドーレに入団したのはJ2だった2000年シーズン。吉原宏太がレンタル移籍したガンバ大阪からトレードの格好で出場機会を求めてやってきました。この前年、U-20日本代表としてワールドユース準優勝のメンバーだったそうですが、私は活躍をよく知りませんでした。それでもエメルソンとの2トップで得点を量産。開幕戦で先制点を挙げながら骨折するというアクシデントもありながら30試合15得点と活躍し、J1昇格に貢献しました。プレー自体はうまいというよりも、気持ち、気迫を前面に出すタイプ。コテコテの関西弁で、やんちゃな兄ちゃんというキャラクターでした。エメが唯我独尊でほとんどパスを回さないなかでのこの得点はたいしたものです。J1に上がった翌01年はエメが抜けた後、ウィルと組んで27試合9得点。忘れられないのは、どの試合かは不明ですが、確か右サイドからの角度45度のFKをウィルがけり、バンちゃんはそれをヘディングで入れたように見えました。公式記録も播戸の得点となりましたが、あとでビデオを見直したら、どう見てもかすってもおらず、ウィルのFKが直接入ったようでした。それでも自分が決めたとアピールするのがFWですね。

岡田監督が去り、バンちゃんもレンタルでしたので、コンサが移籍金を払えなかったためか、01年シーズン終了とともに神戸へ移籍。04年には17得点でJ1得点ランキング3位に。J2降格の神戸を退団し、今季から古巣のガンバ大阪に戻り、10月9日現在、リーグ4位の15得点と大活躍中です。現在のコンサ戦士たちはどちらかというと、淡泊というか、プレー中にもあまり声が出ず、おとなしいタイプが多い気がします。ぜひともバンちゃんのように気迫でゴールにねじ込む点を学んでほしいと思います。とりわけFW陣は。

写真のカードは上段がJカード、下段左がカルビー、右がイレブンスターズです。


posted by papa12 |19:43 | 思い出の選手 | コメント(6) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:播戸竜二

今も彼くらい気持ちを出す選手が欲しいですね。

posted by まじっく | 2006-10-09 20:00

Re:播戸竜二

J1,J2の日本人得点王が、ともにコンサ出身者である事を思うと、コンサの不運を思わずにはいられません。
羽田で見かけました。上記 article/94 御笑覧を。

posted by s_kids | 2006-10-09 20:00

Re:播戸竜二

播戸選手がずっと札幌にいたらと何度考えたことか・・・。いい選手でしたよね。

posted by なかさん| 2006-10-09 23:00

Re:播戸竜二

部屋のどこかに「播戸竜二物語」なる漫画が載ってた漫画雑誌があったはず…

posted by dolekun| 2006-10-09 23:55

Re:播戸竜二

ってかパパさんが持ってるカード、結構レアものですよね!!!
播戸さんはガッツ溢れるすごい立派な選手だと思います。
播戸さんがいればチームは元気になるって感じですよね!
播ちゃん時代は実際、コンササポではないけどなぜか知っているぁっちゃんです。

posted by ぁっちゃん| 2006-10-10 20:00

Re:播戸竜二

>まじっくさん
気持ちが大切ですよね。たとえ下手でも気持ちがあれば、応援したくなります。

>s kidsさん
不運というか、お金がないということは悲しいことですね。

>なかさん
いてほしかったです。でも本人は関西に戻りたかったようですし。残念でした。

>dolekunさん
その漫画、見たことあります。もう大半忘れちゃったけど(年は取りたくないなあ)。

>ぁっちゃん
カードは昔のだから入手しずらくなっているけど、スポーツカード・マガジン(ベースボールマガジン社)のプライス表ではおそらく50-100円ぐらいが相場だよ。
あのガッツは今の選手にもほしいと思っています。

posted by 真栄パパ| 2006-10-10 22:00

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