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2023年06月04日

馬鹿試合

いまだに昨日の劇的勝利に浮かれております。5回も歓喜し、4回も失望するという、まさに感情の起伏はジェットコースター状態で、あの興奮を引きずっていますね。

こんなに得点が入った試合を俗に「馬鹿試合」と言われます。ウィキペディアで調べてみると、「主に双方が3点以上を得た場合に使われることが多い」と説明されています。5-4ですから、その上を行くゲームでした。このスコアで思い出すのはJ1だった2002年に札幌ドームで行われた最終戦。すでに降格が決まっていたコンサドーレと、わずかに残留の可能性を残していた広島の戦いは4-4で90分で決着がつかず、当時のルールで延長戦に入り、99分に曽田がハットトリックとなるVゴールを決めて5-4で勝ちました。この試合は生観戦しており、やはり大興奮したことを覚えています。この時は延長戦なので、90分では初めてのスコアと思われます。

一方的にやられた記憶はたくさんあります。0-7の最多失点で2012年の鹿島と2018年の川崎があり2012年にはG大坂に2-7も)、圧倒的に惨敗が多かったですね。逆に最多得点は2019年の清水戦の8-0と、いわゆるサウジスコアで勝ったことがあり、1試合5得点はそれに次ぐ最多得点記録のようです。超攻撃的サッカーが実を結び、いわゆる馬鹿試合ができるようになったということでしょう。

ただ、昨日のヒーローインタビューで駿汰も反省の弁を述べていましたが、あまりに失点が多すぎます。優勝やACL出場を狙うような、本当に強いチームはあえてリスクを負わず、昨日の試合なら2-0、3-0で勝つような試合運びをするのが常道でしょう。しかし、ミシャサッカーは最後の最後まで守りに入らず、リスクを負って得点を狙い続けるものです。従って安定した試合運びができず、上位を目指すのは難しいと言わざるを得ません。それでも、永く続いた暗黒時代を知る者としては、得点が入る今のサッカーは楽しくて仕方ありません。勝ってほしいのはもちろんですが、まずは魅力的なサッカーを続けてほしいと願っています。

posted by papa12 |17:27 | 温故知新 | コメント(0) |

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