コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年05月06日

10年ぶりの厚別の光景

土曜日のガンバ大阪戦。

席詰めにご協力頂いた皆様には、CVSのひとりとしても、御礼申し上げる次第でございます。

私は本来でしたらポジション的に席詰めの最前線だったのですが、席詰め部隊にリーダー格が何人もいた事、そして、あれだけ集まると席詰めの作業以前に様々な問題(メイン側のチケットなのにバック側に来た方のご案内、売店行列の整理、珍しいのは報道受付について聞かれるなんてのもありました)が発生しますので、結果的に最前線はお任せで、後方支援としてそれらの対応に当たっておりました。

個人的な感想を言えば「昔の厚別」を思い出しました。最高で1万9千人以上入っていたあの頃です。

「あのスタンドで?」と思うかもしれませんが、あのスタンドで、です。

私は厚別の最盛期には只の観客で、CVSをやっていたわけではないので、例えば最高記録の鹿島戦の苦労などは知らないわけですが、当時は今よりもボランティアの人数もいて、席詰めも徹底的にやっていた筈です。ですので、あの当時で逆に1万2、3千程度だと、ホーム側は埋まっててアウェイ側は空席がはっきり分かる、丁度土曜日のような感じでした。

何もご存知ない方の為に敢えて申し上げますが、今の厚別で、特に席詰めの特別体制を組まなかったとしたら、大体1万人でパンクする(=アウェイ側の席も見た目空いてない状態となり「どこに座れば良いんだ!」という話になる)と思います。自分の経験上。
もしも土曜日に何も手を打たなければ、アウェイ側までビッチリ埋まって、テレビで観る分には「こんな厚別久々だ凄いな」となったでしょうが、現場は大混乱で、やっぱりクレームが殺到しただろうと思います。最悪、マッチコミッショナーから叱責、或いは試合を開始できない状況になったかもしれませんね。原則立ち見はダメですから。

というわけで実際には、CVSで席詰めチームを編成したほか、アルバイトスタッフも動員しての席詰めが行われました。みんな1万4千以上来ても大丈夫なように準備しておりました。

ただ、結果としては1万2千3百程度であったという事で、クラブからもリリースが出ているわけですが、私の意見としては、クラブの対応が丁寧過ぎると感じています。ここまでやる必要は無いと思っている、という事です。クラブがクラブなりの根拠を持って満席と言っているのだから、実際の席の埋まり具合がどうであれ、外部に対応する類の話ではないと考えています(個別の電話等対応は別として)。分析をしてなんてのは内部の話で、反省は良いけど一々外部に発信する必要は無い、そんな作業要らんから少しでも休暇取ってくれと思いますね。

これがチケット持っていたのに席が無かったとなれば話は別です。お金を貰ってサービスを提供できないって事ですから、とても不味い事です。これを回避するのがファーストなのは当然の事。

今回の件で、わざわざ空席のスタンドを写真付きで載せて「どう申し開きできるのかな?」なんて、意味も中身も無い、バカバカしい腹の立つ事を抜かしてるのもいるようですが、そんなものを放置する勇気も必要だと思います。こんな事に対応するのは時間の無駄であり、細かい事で一々責任云々というのでは、我々ボラは関係ありませんが現場職員の士気低下、環境悪化に繋がり、サポーターに対してはサービスの向上どころか低下という形で帰ってくるわけですな。

クラブは弱腰、文句を言えば押し通せる、多少のルール違反は大丈夫と考える困った輩を増やさない事はとても重要で、そのためには安易にリリースすりゃ良いもんじゃないと思いますね。

posted by gekitei |22:33 | CVS(Consadole Volunteer Staff) | コメント(5) |