コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年05月21日

函館のプロサッカーチーム(?)について

kabaoさんの所で紹介されていたのをたまたま見て思い出しました。

私も友人からそんな話を聞いていたのですが、なぜかブログの題材にしようと思わなかったのですね。

一応ソースも。
http://www.ehako.com/news/news2010a/2678_index_msg.shtml


うーむ、結論から言うと、そう簡単な話ではないなぁというのが地元民(今は離れてるけど)の第一印象ですね。

まず、記事には「陸上の記録を計る機器が揃ってる場所が千代台しか無い」とありますが、結論から言うとおおむねその通りです。

「おおむね」と書いたのは、隣の北斗市(旧上磯町の地域)には「北斗市運動公園陸上競技場」というのがあります。
直線距離では千代台から10km前後離れていますが、これは函館湾を横切る文字通りの直線距離ですので、実際行こうと思えばもう少し距離があることになります。

学校のグランドと変わらない土の競技場だったと思うけど、改修してたかもなぁと思って調べてみたら、改修していました。
北斗市陸上競技場オープン

これだけでは、どんな形で改修されたか分からないので、写真を探して、
紹介している所を見つけました。

なるほどなるほど。

私は陸上競技は今ひとつ疎いので分かりませんが、写真を見る限りでは短距離走から中長距離走さらにはフィールド競技も一通りこなせそうな立派な競技場に見えます。

で、もう少し見てみると、

どうやら日本陸連からは第4種公認陸上競技場として認定されているようです。
http://www.ehako.com/news/news2010a/2391_index_msg.shtml

ちなみに千代台は第2種ですので、当然ながら「千代台でしかできない事」というのもあるのでしょう。

この辺は詳しい方にお任せするとして(爆)。

ただ、絶対に不可能ということではなく、調整する余地が無いわけではなさそうな気が個人的にはします。

なお、練習場の候補としては現状でも日吉町の函館バス日吉営業所付近に芝のサッカー場がありますし、函館港緑の島も、潮風があるかもしれませんが広さは十分です。少し遠くなりますが、東大沼多目的グラウンドは川崎のキャンプで使われているくらいですし。


ただ、こうなると重要になることが一つあります。

「どれだけ本気でJを誘致したいんだ?」ということです。

うーむ。。。

現在休止中ですが、「函館民」の一人である私としては、実はこちらの問題がより難しいと思っています。

サッカー人口はまぁそこそことしても、広く一般にどれだけサッカーが浸透しているかといえば、正直野球などと比べて厳しいものがあると思います。残念な事ですがコンサドーレも成績低迷、スター選手もいない(いても試合に出ない)。

札幌では良いのですよ。「成績もそうだが、この地にメードイン札幌・北海道のチームがあることが大事」と、志の高い方が今でもそれなりに大勢いるわけですから。

でも、そこから250km以上も離れた函館となると、札幌での出来事ははっきり言って別世界の話なんですよ。ホームゲームも年1回となれば自分達が支えているという意識を持つのは難しいし、となると、最初の頃は良くても段々「J2でスターもいないんじゃ、どこが面白いの?」となるのは無理もない事だと思います。それでも一番身近なJのチームはコンサなわけですが、新聞紙上からは景気の悪い話しか聞こえてこない中で、「Jリーグチームを作ろう」という話にどこまで本気になれるか。。。

言ってしまいますが、札幌の人が思う以上に、サッカーへの理解度は低いと思ってくれた方が良いと思います。


北斗市の競技場は、実は函館市内からそう離れてはいない(特に車で移動するなら)のだけど、あっちに住んでいる時には、市内から上磯方向になんて行く機会がそうそう無いものだから距離感が無くて、とんでもない僻地だと思っていたものです。
(現在は郊外型スーパーの展開が多くなりましたから、学生世代でも市内から出る機会もあって、感覚もだいぶ違うのかなぁとも思いますが)

いずれにしろ、市内中心部で競技会やった方が色々都合が良いんだろうから、なかなかウンとは言わないよなぁ。


正直、コンサのことを分かっていればいるほど、「止めといた方が良い」と思えてしまう話ではないかと思います。

ただ、それだと夢が無い。面白くも何ともないですよね。

私はもしこのような夢の話が現実になるなら、ためらわず札幌を離れますので(核爆)、まぁ今は何もできませんが、将来的に何かできる展開になっても良いように、継続して注目したいと思います。

posted by Gekitei |08:11 | 筆者動静 | コメント(2) |