9月13日(日)J1第25節 vsジュビロ磐田戦における禁止行為違反者に対する処分について
事の次第は改めて書くまでも無いでしょうね。たじさんの所にきれいにまとめてあります。
具体的にどんな幕の内容だったかは大手の掲示板で見ましたが、不謹慎ながらなかなか面白いと私は思いました。
ただ、「他人を傷つける」言葉が入っているのは間違いありません。また、幕を見た第三者が不快な思いをすることもあり得るでしょう。
この場合、私はこの横断幕を出した当人が処分を受けるのは当然と思います。また、こうしたサポーターの違反行為に対し速やかに決断を下しオフィシャルでの公表まできっちりやっている大分というチームにもこの点では好感を持ちます。
違反行為に対して曖昧な対応に終始し、ろくすっぽ公表もしないというのでは、サポーターに緊張感が無くなり、「観戦ルール」だとか「試合運営管理規程」というものが死文化する一方です。違反者には厳しい態度で臨むこと。クラブの至上の財産である「サポーター」にも、守るべきものは守ってもらうのだという姿勢をクラブが見せることが、トップから末端までチーム全体に良い緊張感を与え、より高いステージで戦う資格も、またそこで頂点に立つ資格も出てくるものだと私は考えています。
札幌にそれが出来ているかと問われれば、私は「できていないと思う」と答えます。
一方で、大分は社長が馬鹿にされたから報復しただけではないかという素朴な疑問もあるわけで、だからあの横断幕を「面白い」と思えるのだろう。新規胸スポンサーに対して疑念を持つというのも、経済産業省のリリースを見せられれば至極まっとうな感情でしょう。
これ以上は、他チームのことですし言及しません。大分さんの事情ですから。
隣の芝生は青く見えるものですが、やっぱり人それぞれ大変なのだということでしょう。他所の成功例や失敗例に惑わされずウチはウチのやれることを一生懸命やるのみであると思います。