2009年02月05日
SUPER BOWL XLⅢ
えぇー、色々と忙しい中なのですが、スーパーボウルは一応見ましたよ。
生というわけにはいかず月曜夜の放送でしたが、いやはや情報遮断が一苦労。
ネットのポータルサイトは見ないようにするのは勿論、携帯のニュースフラッシュ機能も切る。最近は携帯を開いた途端に「スティーラーズがV」なんて出てくるから油断できない。
しかし、情報を遮断するってのはなかなかストレスを感じるもので、いっそ結果を見てしまえば楽になるという「ささやき」との戦いが一番大変でした(笑)。
で、結果は。
カーディナルス 23 - 27 スティーラーズ
さすがに出遅れてますから、経過についてはフラッ太さんのこちらをご参照いただければと思います。
試合の印象ですが、やっぱり情報遮断して正解でしたね(爆)。
細かい所は後ほど追記したいと思いますが、全体の印象を先に言うと、カーディナルスは勿体無かったなぁと思います。
前半最後のインターセプトリターンTDに、逆転後のディフェンス(以下D#)。スティーラーズからすればスーパープレイですが、カーディナルスからすれば何故それを許しちゃうかなぁという所でしょう。特に前半のは確実に3点は取れたわけですから、もうそれだけで後半は全く違った展開になったのではないかと思います。
【ここから修正&追記】
カーディナルスのD#ですが、特に自陣レッドゾーンではよく粘っていたと思います。前半は下馬評通りにスティーラーズ押し気味の試合展開であったと私は感じていますが、(微妙な判定もありましたが結局)相手の攻撃で奪われたTDは1本だけ。前半ラストの状況は同点或いは逆転しての折り返しを十分期待できましたし、たとえ失敗しても普通なら10対7で前半終了でしょう。「これがフットボールの怖さ」と、改めて思い知らされました。
リターンTDを決めたピッツバーグのJ.ハリソン選手。身長183cm体重110kg。QBサック数はチーム1で、今季のNFL全体でも4位という素晴らしい選手なのですが、さすがにそんな選手でもリターンTD後は完全に息が上がっていましたね。さすがに「鎧球」とも呼ばれるだけあって、全身にプロテクター、さらにヘルメットという状態で鍛え抜かれた体を支える苛酷さが垣間見えました。
(大抵はインターセプトしても途中でタックルされて止まるから、端から端まで100ヤード全力疾走というのは本当に珍しいプレーでした)
でも、もしあれが残り1ヤードでダウンという判定だったら、まさにダウンだったでしょうね(爆)。
多分、1Qの微妙な場面との合わせ技で「一本」だったのでしょう(笑)。
後半、何となくこのままピッツバーグ勝利だろうと思っていましたから、4Q残り2分58秒でのセイフティ以降の展開は、これぞフットボールの醍醐味であったろうと思います。
ただ、逆転後のアリゾナD#。
力が残ってなかったのかなあ。攻撃権を奪うどころか、4thダウンに追い込むこともできずにズルズルと後退。そして残り35秒で訪れたクライマックス。
(そういえばこの試合は4thダウンギャンブルという状況が1回も無かったのですね)
最後にワーナーがヘルメリ(ヘイルメリーパス)を狙ったのでしょうが、投げる前にファンブル。オフィシャルレビューの末結果覆らず万事休すというのも、これだけ盛り上がっただけに、あっけない幕切れとなってしまいました。
何となく、カーディナルスにはこれまでお荷物扱いされていたことからも「野武士軍団」的なイメージを持ってしまうのですが、NFC制覇直後から不協和音も伝わっておりました。
真偽の程は分かりませんし、高い意識があれば意見の食い違いが起こるはむしろ当然でしょう。ただ、この劇的な結末を見ると、やはり最後には一丸となれるチームに神様は微笑むものなのか、との思いが残りました。
私の独断と偏見ですが、我らがコンサドーレもどちらかと言えば「野武士軍団」的な感じがしますし、それを支えるサポーターの気質も「洗練」というよりは「気の向くまま」「牧歌的」という方が合いそうな感じがします。
いつの日か、頂点に立つ日が来ることを信じ、これからも一歩一歩進んでいきましょう。
posted by Gekitei |07:05 |
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