コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年07月23日

電子マネー、利便性の一方で

緑戦は見てないので、とりあえず先日の東京遠征の雑感を(爆)。


以前にも書きましたが、首都圏では "Suica""PASMO" といったICカードが広く普及しています。注意して見ていたわけでもありませんが、殆どの人は駅に着いたら切符を買うことなく改札へ直行し、カードを読取部分にかざして通過していきますね。

これらのICカードは単に「切符の代わり」という役割にとどまらず、駅構内の売店や飲食店での支払いにも使用可能でして、さらに言えば自販機ですら対応しています。こうなるとお金同然ですね。

私も去年から "Suica" を持っていますが、実に便利です。東京に着いて、すぐにチャージ(駅の券売機を使って入金するのですね。こうして入金したという情報がカードに読み込まれ、「電子マネー」としての価値を持つようになるのですね)して、あとは今回の東京滞在中に駅で現金を取り出すことはありませんでした。

北斗星が運休になった影響で最後はバタバタになり、夕食は上野駅構内のお店で食事。出発時間を気にしながらの慌ただしい食事でしたが、こういう時にイライラを感じること無く会計が一瞬で済むというのは凄いことだと思います。

遅かれ早かれ、北海道(特に札幌周辺)にもこの類のカードが導入される時が来るでしょう。
  → Edyカードは大通地下街あたりで既に使えますね。

ですが楽しみな一方で、気がかりな事もあります。

15日の朝、駅の構内で新聞を買い、朝食をとりました。どちらも支払いはSuicaです。

キヨスクでも、朝食をとった店でも、無いんですね。

「ありがとうございました」の一言が。

言ったのかもしれませんが、私には聞こえませんでした。

私なんぞは決して慣れているわけではないので、カードをピッとかざしても店員さんが「ありがとうございました」と言ってくれないと「ん? 終わってないの???」と思ってしまう。そうして立ち止まっていると「あ、終わりましたよ」って。

何かが違う気がします。たとえ現金のやりとりが無くても「モノを買っている」わけですから。でも店員さんからすればモノを売ってもカードを機械処理するだけで、手元に現金が残るわけではない。これでありがたみを感じろという方が無理かもしれません。

現金を取り出す作業を省略できるのは良いことでしょうが、その結果店員さんの「ありがとうございました」という挨拶まで省略されてしまうとすれば、電子マネーの普及が果たして良いことなのかという疑問もあります。何かカードだけでなく人間までもが機械処理されているような気になりませんか?

北海道の駅売店では、大抵は(機械的かもしれないが)「ありがとうございました」とか「どうも」の一言はあります。

電子化が進んでも続けてほしいと思います。


すんません、コメントレス滞っております。
ただ今から順次書きます。

posted by otv |20:02 | 筆者動静 | コメント(3) |