コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2007年02月13日

【サポーターズ集会報告】その3

【質疑応答(対HFC続き)】



Q.新聞報道で昨季のJリーグからの補助金見込みを大幅に読み違えたというものがあったが、どういうことか。
A.「見込み違い」という表現は誤りであり、この報道には厳重に抗議しました。上期の時点では最終順位がどうなるか分かりません。3位以内に入った場合の数字を入れざる得なかったために、結果として補助金はこのときより少ない数字となっています。

【意見】
この辺は話を聞いていても非常に難しい問題で、上記のような問答だったかも怪しい(おいおい!)のですが、正確なやり取りについては後ほど議事録をご覧いただければと思います。ただ、私の理解としては

  ・リーグ戦の途中で、予算編成の関係か何かで「Jリーグの補助金はこれくらい」という数字を出さなければならない。
  ・しかし、その数字は最終順位により変動する。
  ・よって、「3位以内ならこれくらい」という数字を出した。
  ・結果は6位だったので、当然その数字よりは少なくなる。
  ・リーグ途中に出した数字を持ち出して、あたかもHFCがポカをやったかのような印象を与える記事になった。

ということなのではないかと思っています。もし誤り等ありましたらお知らせいただきたいと思います。

いずれにしろ報道機関がろくすっぽ調べもせずに誤解を招くようなことを書いたってのは間違いないようでして、例の「あるある」問題もそうですが、新聞テレビを見る前には必ず眉に唾をつける!と、そういうことではないでしょうか。


Q.障害者割引はやっていないのか?
A.現在は特別招待での対応をしております。実際に割引制度を導入するとなると、チケットの販売方法や本人確認等の問題も起こり得ます。ただ、考えないということではなく、当日券売り場なら対応できるかだとか、今後検討していきたいと思います。

【意見】
CVSをやっているとよく分かるのですが、体の不自由な方が結構来場されています。中には呼吸器(だと思うのですが)を片時も手放せないような方もおられます。こういった方々やその付き添いの方に少しでもご満足いただけるよう、私達も現状に満足してはならないと思うところです。


Q.シーズンチケットは発売期限を設けず、開幕まで売り続けるべき。
A.その通りです。去年も開幕後に1試合分の料金を引いたパスを発売しましたが、今年もそれに準じた対応をするつもりです。

【意見】
特にありません。買いましょう(爆)。


Q.厚別の試合に移動販売車を導入しては?
 店舗が少なく、食事が不足しているのでは?
A.導入は可能です。ただ、無料というわけにはいきません。売り上げの10%は厚別の管理者である札幌市公園緑化協会に納めていただくことになる。基本的に出店はスポンサーのみで、それ以外となると調整が必要となります。食事の不足については、スポンサーの倒産で迷惑をおかけしているが、屋外での食べ物の販売ということで保健所の指導等もあり、種類・量を増やすにも色々調整が必要。

【意見】
前者の質問は「ほっと12」さんを念頭に置いたもののようですが、売り上げがそのまま利益になるわけではなさそうですから、経営者がどう判断するかでしょうね。私はほっと12さんは勿論のこと他にもたくさんそういうお店に出店してもらった方がスタジアムの雰囲気も良くなると思うのですが、役員さんはほっと12さんの日頃の活動に感謝しつつもあまりこの問題に積極性を示さなかった(と、私は感じた)ので、少し残念に思います。後者の食事の問題についても「足りないのだから、外部から取り込めば良い」と、一般サポのレベルでは思うのですが…。
スポンサーの既得権益(良い印象の言葉ではありませんが)、対行政…、このあたりは先に意見した「意識」の問題というか、少しずつ時間をかけて取り組んでいかなければならないことの一つだろうと思います。さらに言えば、このあたりの収入が少しでもHFCのものになるようなシステムになれば良いのですがね。


Q.12ネットをもっと充実させてほしい。
A.これまでも様々なご意見をいただいております。本当にもう少しだけ時間をいただきたい。必ず改善いたします。


Q.今季のサテライトリーグの参加について
A.結論は「参加します」。報道では経費節減のため撤退という話も一部にありましたが、結局そうなるとホームゲームも無くなるわけで、入場料収入がなくなる。そうするとクラブにとって良いことは一つもありません。ネックとなるのは遠征の費用ですが、実は宮の沢のホームゲームの収入で賄える状況にあります。

【意見】
サテライトはトータルでは赤字のようですが、その幅はサテのホームゲーム1試合につき200人強の入場増で黒字転換できる程だそうです。で、サテライトへの参加ですが、これは全面的に賛成です。「撤退でクラブに良いことは一つも無い」という三上部長の言葉の通りです。プロサッカーチームであるコンサドーレ札幌を通じて人々に娯楽を、大げさに言えば夢や感動を与えるのがHFCの存在目的のはずです。いくら経営難とはいえ試合をするチャンスを自ら放棄してしまっては、それは例えるなら大工さんが道具を売り払うようなもので、急場しのぎにはなってもすぐに破綻してしまうでしょう。サテライト撤退などという話が2度と出ないように強く望みます。
ところで、遠征費用が宮の沢の収入で賄えるという話は少し驚きました。こう言ってはアレですが、私達の力は大きいのですね。皆さん今年は宮の沢ですよ。1試合千円ですし(爆)。


Q.宮の沢での練習後に選手を見ていると、シートベルトの不着用が非常に目立つ。何を指導しているのか。
 ユース選手が地下鉄でお年寄りに席を譲っていなかった。コンサドーレのロゴが入った服装をしているのだから、もっとチームの一員としての自覚を持たせてほしい。
A.(このことについては門脇常務、三上部長よりお詫びがありました)
 こういった問題については選手会に指導をしておりますが、このようなご指摘を踏まえて改めて指導を行います。誠に遺憾です。社員につきましても同様です。社用車を運転する機会も多いですし、自家用車で通勤することもあります。法令順守で業務に取り組んでまいります。ユース選手につきましても、苦情が来てすぐに担当者と話し合いまして、メンバーにも話をしました。優秀なサッカー選手というだけでなく、人間としての基本的なルールを身に着けた選手の育成を目指してまいります。

【意見】
これについてはまず選手に対して「何をやっているんだ!」と言いたいですし、「選手会を通して」というHFCの態度にも釈然としないものがあります。そんなことを言い始めたら選手の生活をすべて監視しなければならなくなるかもしれませんが、少なくとも「信賞必罰」はしっかりしてほしいと思います。特にこのチームは諸々の「前科」があるのですから、もし何かあった際は、並みの処罰では誰も納得しないでしょう。ただ、誰でも間違いは犯します。予め懲戒規定を用意する。漠然としたものではなく、例えば「スピード違反なら何キロまでは謹慎。それ以上は解雇」とかいうように細かく定める。そしてそれを非情であっても厳格に運用する。そうすれば、万一の際もダメージを最小限に抑えられると思います。ユースも同じです。どんなに優秀であっても、チームの看板に泥を塗るような者とはやっていけません。指導して改善すれば良いのですが、残念ながらそういう者の場合は改善するかどうか怪しいものだと思います。そもそもこういうことは家庭で教育されるべきことで、ユースに入ってくる頃には当然身につけているべきルールではないでしょうか。入団テストの時に社会性を考慮してはどうでしょうか(やっているのかもしれませんが)。


次回は対サポーターのお話。管理人さらにヒートアップ!?

posted by Gekitei |23:55 | サポーターズ集会2007 | コメント(4) |