2008年12月01日

熱くて一途なプレイを

昨日の名古屋戦。前節に続いての先発のウエサトクン、試合に出たのがいつだったか忘れてしまった久々のセイヤクン、そしてダイゴクンノの先発だったが、3人とも、なんとも不甲斐ない出来だった。

とくにセイヤクンはボールがくるのを怖がっているようにさえ見えた。よく言われる、J1での経験の無さからくる不安が迷いを引き出して、普段どおりのことができないのかもしれない。ウエサトクンもボールをコントロールできていなかった。判断する暇を与えない名古屋のすばやいプレスにお手上げ状態では、攻守にわたるキーマンにはなれない。ダイゴクンも前半はからっきし駄目だったが、もともと持っているボールキープ力が後半随所に見られるようになったのは、さすがだ。後半に交代で出たオカモチャンはいいプレイをしていた。対人でしっかり身体を寄せてプレスをかけられるのがいい。時間稼ぎになるし、うまくいけばボールを奪うことができる。セイヤクンの弱点はこの部分。現代サッカーはFWでさえ守備の意識がないと使ってもらえない。

いずれにしても、彼らががんがん走り回り、相手の懐に喰らいついていく若者らしいプレイを見たかったが、期待はずれだった。
今週末はJ1での最後の試合。しかも相手は優勝に最も近い位置にある鹿島だ。一泡吹かせてやるぞ、というくらいの強い気持ちで向かって行ってほしい。
さらに敢えて言えば、中核になるべき君達には、来季に希望が見えるような熱くて一途なプレイを、大勢のサポ達の脳裏にしっかりと焼き付ける義務がある、と私は思う。

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2008年11月30日

夢の「共有」

「共有」という言葉を広辞苑でひいてみた。二人以上が一つのものを共同で所有すること、とある。

今年の春、サポーターズ持株会が経営再建に向けて新規募集した際には、コンサに夢を託して多くの人々が拠出に応じ、1億3千万円弱が集まった。その結果、持株会の比率が29.89%にもなった。コンサは名実ともに「俺達の市民クラブ」となった。「共有」という概念は、大スポンサーに支えられたチームには、思い浮かばない言葉かもしれない。

先日HFCは2009経営方針を発表した。冒頭にこの「共有体感」という言葉がずらり並ぶ。ここでは持株会を通して実際に共有している人たちばかりではなく、幅広く北海道が好きで、コンサが好きな人達にもコンサが「俺達のクラブ」であることを熱く体感できるような、チームや、場を、そして人々の連携や闊達なコミュニケーションが取り合えるような共同体も形成します、と書いてある。

これ以降の文章は項目が並んでいるだけで、それらの真意を十分に読み取ることはできないが、それでもなんとなく「チームを強くし、ファンサービスを徹底します」と読むことはできる。ただし、それやこれやを実現するためには、経営基盤がしっかりしていなくてはいけないので、先ずこのことを最重点課題とします、とも書いてある。
来年1月には中期経営計画を正式に出すとあるから、詳細についてはこれを待たねばならないが、方向性は悪くはない。

ただ気になるのは強化計画で、1年でJ1復帰を目指すとはどこにも書いていない。2003年に策定したステップ3からスタートして4にするとあるが、結局はどういう絵を描けばいいのか、何度読んでも私にはなかなか見えてこない。単純にJ1復帰が目標だ、としたほうがまさに「共有」しやすいし、スポンサーにも分かりやすいと思うが、如何なものだろうか。

10月23日付道新夕刊「木村和司のフリーキック自由自在」のコラムなかで、コンサのJ2降格に絡んで
「〜一生懸命戦ってきたのだから悔しいはず。しかし選手、チームともにこの悔しさを忘れず、今後につなげてほしい。チームとしては、J1残留ではなく、J1で上位を狙うほどのチームをJ2でつくってきてほしい。それぐらいの意気込みがなければ、現状からはずっと逃れられない」
と述べている。

現状を打破するには、夢のようでことであっても、目標設定を高くしないと駄目、というわけである。コンサの目標はステップを積み上げていくことが目的ではないはずだ。例えばACLで優勝するぞというはるか向こうにあると思われる、夢のような目標こそが「共有体感」のために必要な気がする。一方、2003年に策定した強化計画は、今時果たして時宜を得たものなのかどうか、計画そのものを見直すことも必要ではないか。

昨日放映されたTVHけいざいナビ「どうなるコンサドーレ経営」で語られた、大分トリニータ溝畑宏社長の印象的な語りの一部を紹介する。
「チームとして明確な目標を持つことでしょうね。夢の無いチームに人も物も金も集まりません。財政が厳しくとも、規模が小さくても皆が勝つということを求めている以上は、やっぱり優勝するということをはっきり宣言して、皆さんの力で支えてもらっているということを、名実ともに示していくことが大切だと思う」

HFCにはHFCなりのやり方があるのは当然だが、夢を共有することができるかどうかは、経営的な側面からもかなり重要なポイントになるような気がしてならない。

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2008年11月25日

やりますよ 署名活動

アルビレックス新潟のサポ達は、Jリーグ秋春制の計画に対し反対の署名活動を行っている。

さっそく署名用紙を4枚ほどプリントアウトした。来月中旬までが勝負だが、妻のルートと私のルートで4枚40名は埋められると踏んでいる。

このような活動は、極寒の北海道から始まってほしかった。USの音無しがいっそう寒く感じる。

以下に「〜有志の会」の反対理由と署名用紙とその宛先を紹介する
http://yukiguni-club.rash.jp/

http://yukiguni-club.rash.jp/shomei.pdf
Jリーグの冬期開催に反対するため、署名活動を行います。 PDFファイルになっていますのでダウンロードし、A4サイズにプリントアウトしてご使用ください。12月23日を受付最終とし、集計後、日本サッカー協会に提出します。

【郵送の場合】
募集期日 2008年12月23日(火)
郵送先 〒950-2099 新潟西郵便局 留  
冬開催に反対するJリーグサポーター有志の会  山田 剛弘 宛

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2008年11月23日

モテベーション

午後4時から始まった東京ヴェルディ戦をスカパーで応援する。今日は絶対に勝たねばならない東京は、攻撃的な布陣で開始早々から攻めたたてるが、コンサはしっかり守りカウンターから、ゴール前に走りこんだダビ選手がPKをもらい、なんなく決めて先制する。が、前半終了間際にDFのクリアミスから、いつものパターンだが、押し込まれて追いつかれてしまった。後半はお互いに決め手を欠き、点が動くこともなく1対1のドローで終了した。

東京が精彩を欠いていたのは確かだが、コンサの動きは全体的にとてもよく、中盤での競合いではコンサが勝っていた。ドローに終わったとはいえ、今日みたいなハードワークがこれまでの試合に生かされていたら、もっとちがった結果になっていたかもしれない、と思うほどの内容だった。

休み明けの25日に、契約更改が各選手に伝えられるとのことだ。女性のピッチレポーターが、今日の試合には、選手生命を賭けて臨んでいる選手もいる、とレポートしていたが、いまでも耳に残っている。

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2008年11月22日

何のために・・・

来季は「1年でJ1昇格」が合言葉になるのだろうか、選手達がHFCに提言したとのことだ。われわれサポにとってもそうであることが望ましい。

5段階計画などというものは、あまり意味がないことが分かった。3年後に必ず昇格するという保証などどこにもないからだ。確かに長期的な視野と言うものは必要だが、コンサの財務体質がそれを許すとも思えない。1年1年が真剣勝負なのだ。

西嶋選手が「若手中心でも何でも、J1を狙わんと意味がない〜」と言ったらしいが、その通りだと思う。目的が、直面する目的がはっきりしないと、自分達のモチベーションは上がらないからだ。何のためにつらい練習をするのか、何のために戦うのか・・・、その「何のために」が問われるわけだが、HFCは27日に発表する。どんな内容なのか楽しみだが、全てが一丸となって再スタートできる内容であってほしい。

さて明日の試合だが、宮澤裕樹クン、横野純貴クン、岡本賢明クンら若手がベンチ入りしそうだ。上里一将クンはスタメンもあるかもしれない。せっかくのチャンスだ、真剣勝負してもらいたい。多分君達が来季の中核になるかもしれないのだから。

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2008年11月20日

着実に進化

あさ9時少し過ぎに起きる。就寝したのが午前3時半を過ぎていたから、あっという間に深い眠りについたのだろう。目覚めのいい朝を迎えることができたから、快眠だったにちがいない。

午前1時半から始まったカタール戦をTV応援した。ニッポンは岡ちゃんの描くイメージ通りの試合内容で、カタールに3対0で完封勝ちしてくれた。その快感と興奮は、間違いなく心地よい眠りをもたらしてくれた。

前半19分裏を取る田中らしい先制点でニッポンは落ち着きを取り戻し、無難に前半を終了した。後半早々これも玉田らしい見事なミドルシュートが相手ゴールに突き刺ささり、カタールの勢いを止める見事な追加点であった。後半は完璧なニッポンのリズムで、関心は駄目押し点がいつ、どんな形で取れるのかだったが、セットプレーから、中村のピンポイントクロスを闘莉王がヘッドでねじ込み勝利を決定付けた。オウンゴールをやってしまった闘莉王は、汚名返上ができてよかったとインタビューで応えていた。

今日の試合は見ごたえのある、躍動感に満ちたすばらしい戦いだった。
窓の外は、心が洗われるような、白一色の世界だった。

posted by ojiconfa |11:23 | 代表戦 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月19日

戦いは始まっている

まさに「背水の陣」となってしまったカタール戦は、どうにでも勝たないことには未来が開けない。

岡ちゃんは前日の記者会見で、最後の最後に、進退にかかわるきつい一発を浴びせられて、顔を高潮させたそうだが、戦いはすでに始まっていたのだ。アウェイ用のゴールの芝生を一部張り替えたり、根ずくまで2週間は最低でもかかるらしいが、カタールは勝つため手段を選ばずとも思えるようなことを、当たり前のようにやってくる。

フェアじゃないと思うが、国民性や民族性などの違いが、考え方の違いになって出てくるのかもしれない。中東に同情的な審判だったりしたら最悪だが、それでもニッポンは勝たねばならない。ピッチでは、岡ちゃんが氷のように冷静であることをいのりたい。
ガンバレ ニッポン!!

posted by ojiconfa |12:55 | 代表戦 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月18日

かなり面白い本(3)

ちょっと驚きだが、(かぎ括弧内は原文、以下同様)「コアなサポーターグループに入るとチケットがもらえるのだろうかとか、アウェイの遠征費を援助してもらえるのだろうかと思っている人は意外と多い」のだそうな。
勘違いもいいとこだが、そう思う人もいるということに、スポーツを観戦し応援するという純粋な行為にも、昨今の経済優先のものの考え方が反映されているのかと思うとぞっとする。

こういう類のものについては、クラブからの援助は行われていないとのことだが、例えばスタジアムやその周辺でのグッズ販売が許されることもあるそうだ。そのことを含めてフロントとの最も大切なことはといえば、何かトラブルがあったときに融通を利かせてもらえるかどうかという「関係性」だと筆者は言う。

サポにトラブルが付き物という前提に立てば、フロントはサポに関する情報が欲しいだろうし、サポの中にルートがあれば穏便に済ますことができるかもしれない。サポにとっても悪い話ではない。ということなのだろうがここまでくると結論がほとんど見えてくる。

筆者にとっての「フロントとサポの理想的な関係」というのは、起きてしまった事件を、お互いの「関係性」の中で、どう穏便に済ませることができるかという、かなり後ろ向きな関係といえる。ある種のサポにとっては大事なことかもしれないが、次元の低い理想としか言いようがない。

ざっと読んだ印象から、「トラブル」がキーワードになっていると感じた時点で、早々に気がつくべきだったのだが、トラブルを乗り越えたところにひょっとしたら何かがあるのでは・・・と期待したのが間違いだった。全くの期待はずれであった。

サポ同士のトラブルをどんな理由があろうとも認めないのが私のルールだが、サポにはトラブルが付き物だという筆者のような実態容認派の、相次ぐトラブルは「正しい暴れ方」を知らないコアサポ周辺のサポによるものだ、というような責任転嫁や言い訳なぞは、とうてい読むに耐えない代物だ。本来あってはならないことで翻弄されることになるフロントの立場に立って考えれば、すぐに分かることなのだが、そんな関係をフロントが望んでいるとは到底思えない。

さて副題の文言を振り返ってみよう。「ことあるごとにサポーターはフロントに抗議し、フロントは謝罪してきた」とあるが、本文にはそのことには一言も触れていない。サポはどんなことで抗議するのか、フロントはそれに対しどのように謝罪したのか、あるいはしなかったのか、詳細に検討されていれば、理想的な関係が、あるいは見えてきたかもしれないし、大上段に振りかぶって終わりという情けない結果には、たぶんならなかっただろう。
「かなり面白本」というのは間違いではないが、この章に限って言えばかなりの皮肉が込められている。

posted by ojiconfa |09:37 | 最近読んだ本 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月17日

かなり面白い本 (2)

さてその副題とは、「Jリーグ創設以来、ことあるごとにサポーターはフロントに抗議し、フロントは謝罪してきた。フロントにとってサポーターはただの厄介者なのか?サポーターにとってフロントはサッカーを知らないただの経営陣なのか?フロントとサポーターの理想の関係を考える」とある。

サポとフロントの関係を、対立関係を軸に針小棒大に扱って人目を引くやり方は、まさに週刊誌の見出しそのものだ。
が筆者自ら問いかけた理想の関係とはどんなものなのか、それさえ知ることができれば大げさな副題も全く気にならなくなるはずだが。

この章は、第4部の「閉塞する日本サッカー界の裏事情」の中の、いろいろなテーマでくくられた独立した章であるが、この章を担当した筆者は裏事情に忠実であろうとしたのか、サポの「トラブル」がこの章を読み進めていく上でのキーワードになっているようだ。

サッカーに詳しくない人達にも読まれることが前提だから、「なぜサッカーファンだけが日常的にスタジアムで暴れたり、相手のサポーターと衝突したり、クラブやフロントに抗議活動したりするのか」をまず説明しなくてはいけない。
それは単なる観客ではなくゲームの当事者という立場からくることなのだが、それゆえに彼らにはいくつかの特徴があって、クラブに対する高い忠誠心はあるものの、クラブ側からの管理を嫌がる特徴がある。「サポーターというのはコミュニケーションを取りながらその自主性を引き出す方向でしか広がっていかない」と結ぶ。まあ、確かにそうだな。ここまでは何の異論もない。

文章の構成上、分かりやすい中見出しがあればなお親切というものだが、いきなりの場面転換があって、フロントとサポの、少々生臭さが匂う話になっていく。理想的な関係はまだ見えてこない。 続きは次回で。

posted by ojiconfa |08:29 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年11月16日

かなり面白い本 (1)

「知られざる 日本サッカー事件史」を読む。店頭で見つけたものだが、表紙に印刷された週刊誌的な見出しにはめられたのかもしれない。

いわく「JFA元副会長が明かす会長選の内幕」いわく「いまなお続くオシム緊急降板の余震」いわく「なぜ岡田監督はカズを落選させたのか?」
思わずどれどれと手にとってしまったのである。

覗き見趣味はないが、一般の報道での当たり障りのない記事に飽き足らない人にとってはかなり面白い本だ。真実かどうかは分からないものもあるから、「読み物」として読むと面白い、ということだが。

読み進めていくとページが残り少なくなってきたところで、過激なタイトルが目に入る。「サポーターvsフロントの終わりなきバトル」黒地に白文字なのでとても目立つ。さらに副題がすごいのだ。続きは次回で。

posted by ojiconfa |07:46 | コメント(0) | トラックバック(0)