2011年11月20日
赤と黒の駅ダル弁
posted by odo5312 |20:10 | ファイターズ | コメント(0) | トラックバック(0)
YouTubeと連動して初タイトルまでを記録。マンネリ脱却、新しい目線角度でコンサを分析していく意気込みで。
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雑誌『O.ton(オトン)』だったら隠れ家的と表現するだろうか。 イチイの一枚板でできたカウンターとテーブル席が3つ、奥に小上がりが1つ。 メニューをさっと眺める。踊一はサッポロクラシックを注文した。マスターはなんとなくジオゴ似だった。突き出しに大根の田舎漬けが出てきた。 ウイスキーは「宮城峡」と「余市」がある。宮城峡には(芳賀)と書き加えてあった。 日本酒も置いてある。 北の勝 純米 純米吟醸 宮の沢 季節限定濁り酒 厚き心に 宮の沢?聞いたことない酒だ。厚き心に?熱き心に、小林旭かっ。でもあの曲は好きだ。チャントにしてもいいと思ってる。 ページをめくる。フードメニューはどんな感じだろう。 鮭ザンギ ~J1回帰~ 鳥栖地鶏鍋焼きうどん ツッコミどころ満載だな。鍋焼きうどんの写真、何コレ、鍋敷きがエルゴラの古紙だし…。ばんぶうのパクリやん。 クラシックを飲みながら、さらにメニューを見回す。 セレクトワインのページに目が止まった。エレベーターガールのイラスト、吹きだしに「上へ参ります」とある。 1997年モノ、2000年モノ、2007年モノのワインがずらりと並んでいる。フランス産、イタリア産、チリ産の中に北海道産も沢山あるらしい。 「昇格年のワインを集めたって訳か」 ブドウの出来不出来ではなく、コンサドーレ昇格決定年のブドウで造ったワインを集めているのだ。マニアックである。イタズラ書きで「(2011)」と書き加えてある。 <アドベンチャー>と題して、1998、2001、2002、2008年のワインも特集されている。文字通りJ1へ冒険した年だ。こういうこだわりは嫌いではない。 こちらもイタズラ書きで「(2012)」と書いてあった。 カクテルのページもサッカー一色だった。 メニューにはオリジナルカクテルが並んでいる。 バビロンリバー ヤリキレナイリバー チャント「何も恐れず」のバビロン河に、昔練習場があった栗山に流れていたヤリキレナイ川か。 ショウリノメガミ ダンスウイズドールズ 女性向けの甘い酒なのだろうか。 <やさぐれカクテル> ミスパス ミスキック ミスサッポロ ノーゴール オウンゴール イエローカード レッドカード ジャルカード ギャグのつもりなんだろうか。なんだか頼むのが怖い。ふと見やったモニターにジオゴのカラスパフォーマンスのシーンが流れていた。 再びカクテルのラインナップに目を通した。 <おすすめカクテル> 1996 ニアサイド ファーサイド サイドチェンジ アーリークロス アーリーカラス ストライカー 4-2-3-1 4-4-2 飲んだことがない、聞いたこともないカクテルのオンパレードだった。 一体何屋なんだ… ジオゴ似のマスターに聞いてみた。 「あのー、ニアサイドってどんなカクテルですか」 予想外の長い説明が始まった。 コンサにちなんだカクテルを開発研究していること。赤と黒にこだわっていること。サッカー観戦をするお客のために目に良い素材を使いたいこと。 ブルーベリーとアロニアは自分で栽培していること。ブルーベリーは黒実でアロニアは赤実を使用しているから「赤黒」になること。 ニアサイドのニアはアロニアのニアか。じゃあファーは何なんだ…。 で、炭酸割りでサイドチェンジと。メモメモ。 と、その時だった。カランカランとドアのカウベルが鳴った。 山下達也だった。 「た、達ちゃん!!」 「達っちゃんは馴染まないなー。ヤマかタツでいいですよ」 三角山放送局のレディオコンサドーレそのまんまやん! 「レ、レディコンに質問送ったの、実は…」 その時だった。すかさず達ちゃんがプラカードを見せた。 プラカードには「ドッキリ 大成功!!(ハートマーク)」と書かれていた。 やられたーー!! 「それより明日の草津戦、行かなくていいの?」 次の瞬間、踊一は目を覚ました。
posted by Yohichi Sakawotano |15:31 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)
ご存知「J2本」の傑作。 98頁に石さんの証言がある。興味ある方は是非。 12月3日。 「ドー天」(ドームの天井)に陽炎は立ちのぼるか?
posted by odo5312 |16:50 | 本 | コメント(0) | トラックバック(0)
STVラジオで古田が「楽しんでサッカーできている」と言っていた。 なによりだ。
posted by odo5312 |20:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
14日付け道新夕刊 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/331938.html コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブは13日、札幌U―18所属5選手の来季のトップチームへの昇格を発表した。これまでトップ昇格は2人が最高で、5人は初めて。 昇格するのは、 MF 荒野 拓馬(18)=通信制ウィザス高、札幌市出身=、 DF 小山内 貴哉(18)=札稲西高、札幌市出身=、 FW 榊 翔太(18)=札西陵高、十勝管内清水町出身=、 DF 奈良 竜樹(18)=札国際情報高、北見市出身=、 MF 前 貴之(18)=北広島西高、札幌市出身=。 5人は札幌市西区の宮の沢白い恋人サッカー場で会見。荒野は「攻撃で意外性を出し、観客を楽しませたい」と言い、奈良は「コンサでJ1昇格して優勝したい」と語った。小山内は「中山(雅史)さんを見てサッカーを始めた。諦めない姿を見習う」。榊は「裏へ抜けるスピードと決定力が持ち味」とアピールし、前は「よきライバルとして、5人で頑張りたい」と意気込みを語った。 <北海道新聞11月14日夕刊掲載> http://blog.livedoor.jp/odo5312/archives/51798094.html (すでにレギュラーな奈良くん)
posted by odo5312 |16:00 | コンサユース | コメント(0) | トラックバック(0)
posted by コンカジ推進室 |12:01 | スポンサー様/パートナー様 | コメント(0) | トラックバック(0)
テレビ北海道の中継録画を見返すのを楽しみにしていた。 コンサのGOALシーンは何度も何度も見返す。踊一はコンサのGOALシーンはその数十秒前から巻き戻し、一時停止を繰り返しながら分析するのが至福のひとときだ。 お立ち台に上がった二人の顔。ウッチーと古田。 自信に満ちた表情。やりきった感ありありの良い顔だった。 ウッチー。七三分けが似合うリーマン顔のウッチーのドヤ顔。 まるで凄腕の営業マンのようだ。 営業課長からのきついノルマ。「開始10分で先制点奪ってきて」 こんな無理難題に愚痴一つこぼさずキッチリ答えた。そんな印象。 ちゃんと根回しは済んでいた。シュンにロングロングタテポンを頼んであった。 「合図するから。俺が抜けたらDFの後ろに落としてくれ」 岩沼シュンピーのフィードは低空で飛び、ボールはウッチーがコントロールしやすい位置に弾んだ。ゴールハンターの血が騒ぐ。 同じころゴール裏では踊一が叫んでいた。 「シュート!!」 ウッチーが放ったボールはゴール右隅に突き刺さった。開始7分の電撃GOALだった。 踊一はサポ団体ATKのメンバーのみならず、後ろのサポや通路を挟んだ隣のサポともハイタッチを交していた。バシーンと音がする強いハイタッチだった。 誰もが興奮していた。誰の目も熱く燃えていた。血沸き肉踊るコンサ熱烈サポーターゾーンの面々。 今季先制した15試合、コンサは全勝だった。 「この試合ももらった!!」誰もが信じて疑わなかった。 「このまま終了のホイッスルまで突っ走る!」 ウッチーの先制ゴールで、ただでさえ雰囲気が盛り上がっていたゴール裏がますますテンションが上がっていった。いつものように“昇格座敷わらし”岡山一成がエンジンを温めてくれていた。改めて岡山に感謝したい、と踊一は振り返る。 ピッチと応援がスイングする試合、それも90分間通してスイングする試合というのは年に数回しかない、というのが踊一の持論だ。 例えば、「サッポロ」コール、「コンサドーレ」コール。ピンチの時や押し込まれている流れの時、絶対に相手にゴールマウスを破らせないという魂の入ったコール。実はこの定番のコールで、その日のサポーターの勝利への執着が表れる傾向にある。クラブ創設から16年目だが、この真理は変わることはない、と踊一は感じている。 この日の大分戦にゴール裏の意気込みが十分に発露しているのを感じていた。そして重要なのはそのサポーター達の意気込みが空回りすることなく、ピッチの選手達のプレーに反映すること。大分戦は反映していて、とても嬉しかった。応援の良し悪しは、サポーターの自己満足で終ってはいけないと考えている。選手が結果を出せて初めてサポーターの応援、努力は実るものだと踊一は考えていた。 だから、後半40分に古田が追加点を入れた時、強く確信したのだった。 「勝たせた。勝ったのではなくサポーターが勝たせた」 誰もが傍観者じゃなかった。ゴール裏いやスタジアムのサポーター、ファン全員が「参戦」し、選手と一緒に戦った典型的な試合だと思った。 先制した後の定番チャント、定番コールは一人一人の心からの「勝ちたい気持ち」がこもっていた。その声、その手拍子の束はやがて大きな塊となり、まるで宇宙戦艦ヤマトの波動砲のようにピッチにとどろいたに違いない。 400試合出場のスナマコは左サイドを牽制しながら、中央のボランチ河合キャプテンにパス、河合は周りを見ながら攻めのスピードをコントロールする。敵味方のポジショニングを確認するとすかさずスナにボールを戻す。スナはスルスルと上がってきたウッチーの足元にパス。この後のウッチーのワンタッチパスが素晴らしかった。スナから来たボールを絶妙な角度、絶妙なボールスピードに変換し、バイタルエリアに迫った古田にアシストボールを出したのである。古田は渾身のシュートを叩きこむ。大分を仕留めるトドメの一撃だった。 踊一が「サポが勝たせた」と思った要因は、「コーヒールンバ」にある。 幾多のコーヒールンバがゴール裏で歌われてきた。しかし大分戦のコーヒールンバの出来は珠玉でなかったか。「勝ちたい」気持ちが声の束になって文字通り選手の背中を押していた感覚があった。 目の前の敵、大分トリニータの他に勝ち点で並ぶ3位徳島ヴォルティスとも戦っていた。1-0勝利では物足りなかった。 「もう1点要る。もう1点取ってくれ」 昇格争いが佳境に入ると、勝ち点1、得失点差1のデリケートな駆け引き、勝負になる。もちろん踊一らサポーターはそれらを待ち望んでいた。そういう駆け引きを楽しんでいるのだ。選手も楽しんでいて、サポーターも楽しんでいる。応援チャントとピッチのスイング感というのはそういうことなのかもしれない。それは昇格争いしていなければ出て来ない雰囲気なのだ。昇格可能性の消えた去年一昨年の“消化試合”では絶対に醸し出されないムードなのは間違いない。 「大分の選手はスタジアムの異様な雰囲気にのまれている。気迫負けや」(デカモリシ) 「見ての通り。気持ちの面など全てにおいて札幌に負けていた」(田坂監督) 大分側のコメントを読んで、踊一は再び確信しニンマリした。 「俺達が勝たせたんだ。赤黒の12番の気迫で勝たせることができたんだ」 自意識過剰と嗤うなら嗤えばいい。俺達の気迫はホンモノだった。 カーステレオから BON JOVI が流れていた。試合前に心のアクセルを全開にする儀式だった。 踊一が大一番の前に必ず聴く BON JOVI のLIVEアルバム。CDなのに何故かLPレコードのような人間味溢れるアナログ音っぽいのが気に入っていた。 「You Give Love A Bad Name」をリピート再生にした。テンションをMAXに上げていった試合当日の朝を思い出していた。 http://www.youtube.com/watch?v=KrZHPOeOxQQ
posted by Yohichi Sakawotano |13:28 | 坂大楽 踊一 | コメント(1) | トラックバック(0)
同じ試合は二度とない。 後悔なんかしたくない。 全力でやって、やって、 やっちまうしかない。 俺達と熱くなれ、赤と黒の縦縞のために。 そしてJ1へ行くんだ!みんなで。
posted by odo |17:32 | 厚別劇場 | コメント(4) | トラックバック(0)
スナマコ400試合出場記念
posted by odo5312 |11:10 | Makoto SUNAKAWA | コメント(0) | トラックバック(0)