2017年11月23日
時間を味方に 雲抜け上
時間を味方につける コツコツと戦術の浸透を図る 誰が入っても誰が欠場してもブレない戦術 固執したのはサイドからの攻撃だ 広くピッチを使いコーナーやラインギリギリ まで走りパスをつなぐ その意識が統一されたころ、無駄走りが極端に減り 驚くほどパス回しが出来るようになった 常に3人4人の塊で動くから守備の破綻が減り ヨコヨコタテヨコヨコシュートといったリズムが生まれた 受け身にならず、やられたらやり返す、やられる前にやっちまう ホームでは特に積極的に仕掛けていた 過去のJ1と違い、J1経験者で要所を固めたのが効果的だった 補強したメンバーが推進力となり、攻守の切り替えや バランスが上手くなった 一番進歩したのが時間の使い方だ 時間稼ぎやリードの死守という勝ち点に直結するスキルが 身に付いた サブメンバーが投入されてやることが決まっているから 勝ち切ることが出来るようになった こうして攻守のバランスを保ったまま、15位14位のボックス圏を 抜けたのは、ジェイという強力な材料だった 脅威 今まで札幌がJ1で持ちたくても持てなかった決定力という名の脅威 それが強敵柏・東京戦で機能したツインタワー https://youtu.be/KFZpwLr-LY0 https://youtu.be/5M4Fuui8luE https://youtu.be/rOzsumC3R9Q https://youtu.be/HzZcxCVbzLg 初めからそれを狙ったわけではないが、聖地厚別の ピッチは選手たちから潜在能力を引き出し始めたのだ 勝てる可能性 可能性を追い求めリアルに得点に結びつける現実的なサッカー ある人は泥臭いサッカーだと言った だが応援者も選手も同じ思いだった なんとしても生き残る サバイブする 泥臭いサバイバル、順位表で下位をおいてきぼり にしたのはリーグ終盤戦 ここで積んだ勝ち点6は、心理的余裕をもたらした Eスタ清水戦、攻め込んで出鼻を挫いた 広島が神戸に勝ち、自力残留が可能な試合 もう内弁慶ではいられなかった 勝ってキメる スタンドを赤黒縦縞に染めた大応援を粋に感じる男がいた ジェイ・ボスロイド 赤黒ゴール裏はジェイのプライドを上手にくすぐった ジェイが居たから降格ギリギリのボックス圏を抜けられた ジェイの決定力がなければガンバ戦鳥栖戦は 阿鼻叫喚だったかもしれない だが我々は優位に立つ 負けられない 負けてたまるか そして試合が進む ジェイが残留弾を打ち込む 勝つ 俺たちが生き残る テンションが高まる ジェイがまた残留弾を放つ 勝てる コンサドーレはメンタルも鍛えられた 選手もサポも 現場も会社も みんな強くなった いや、強くなっている途中だ オールコンサドーレ 順位の折れ線グラフはさらに上を目指す 背景には大事な忘れてはならないポイントがある 試合内容も試合結果も コンサの今のサッカーを「楽しむ」ことに尽きる 「楽しむ」は小野伸二の座右の銘だ 野々村社長の中期計画が一つの大きな成果を出す そんな残り2試合になるに違いない 吹田スタジアムと札幌ドームでの総括が楽しみだ
posted by odo5312 |17:32 | シリーズ『絶対残留』 | コメント(0) | トラックバック(0)