コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年11月07日

負の空気 〜98年の記憶から〜

ナイトdeライトのギタリストが
コンサドーレについてツイート。

https://twitter.com/hironairai/status/795388776751108096


負の空気と言えば1998年の
J1参入決定戦。
11/22 札幌は神戸にアウェーで1-2負け
この試合は前半で2失点だった
11/26 室蘭でまた神戸に負けた。
後半3分セットプレーで先制され0-2で敗れた。

負の空気がクラブに渦巻いていた。
選手側が11月中の契約更改を要望し、
大一番を前に戦力外通告が行われたのだ。

11月28日には岡田新監督招聘が新聞記事を賑わせた。

12月1日、日刊スポーツは報道規制について苦言を呈した上に「契約更改の時期を選ばなかったフロントのミスだ」とコラムで指摘した。
この時、監督、選手、広報、そしてマスコミが試合に集中できる環境になかったのだ。

12月2日、J1第3参入戦はAWAY福岡で行われ、
0-1で福岡に敗れてしまう。
ニッカン通信簿には戦術面で中盤でのパス回しにこだわり過ぎ、攻撃にスピードがないと書かれている。札幌がダメなパターンは今も昔も変わらないようだ。
私はこの試合をアサヒビール園のパブリックビューイングで見た。

残留の条件はただ一つ、室蘭で福岡に90分で勝つこと。
引き分けなら福岡が残留なので、先制点がどうしても欲しい。

運命の12月5日 室蘭入江 12時キックオフ
気温3度  攻勢は実らなかった。0-3完敗…。
「前半押していて点が取れなかった。その時点で終わっていたと思う」
吉原宏太のコメントが痛々しい。
負の空気は、選手の入れ替えもシステム変更でも変えられなかった。
コータは「サッカーのレベルが低いから負ける。J1で戦う資格がないということ」と青ざめたという。
マスコミも手厳しかった。
「負けるべくして負けたと言えるだろう。絶対にJ1に残るんだという気迫が伝わってこなかった」と痛烈に批判した。平川さんですら「バブルがはじけてしまったということ。充電し直せ」と書いた。

「本当にごめんなさい。僕はいなくなるけど、サポーターにはありがとうと言いたい」
GKディドのコメントが悲しかった。
後藤主将も退団。「願わくば、将来このチームがジュビロやアントラーズと対等に戦えるようになって欲しい」とコメントした。

ジュビロとはようやく対等に戦えるようになったが、アントラーズとはまだまだである。1998-2016  まだまだである(苦笑)

そんなことを思い出しスクラップブックを見返す11月。

あと2試合。笑っても泣いても2試合で決する。自動昇格なのかプレーオフに回るのか。
前述の通り、選手の契約更改も迫る。
J1とJ2では強化予算は雲泥の差だ。
この2試合で選手生活がガラリと変わる。

負の空気があるなら、千葉で全部焼き尽くしてこい。
最終戦の金沢戦を考えるのはその後で構わない。
フクアリでAWAY戦に横たわってきた負の空気、負のマインド、
負のオーラを全部焼き尽くすんだ。

昇格の条件は2試合1勝1分。
迷わず行けよ 信じる道
俺たちのフクアリという最高の舞台じゃないか。
関東後援会の皆さんたちにイイ思いさせちゃいな!

俺たちならやれるのさ!






posted by odo5312 |15:57 | コンサドーレ創立20周年 | コメント(0) | トラックバック(0)