2016年07月18日
シーズン後半戦は札幌の型を確立せよ
セレッソ戦は激闘のスコアレスドロー、岡山戦は同じ経営規模同士の意地の張り合い的なスコアレスドロー。 どちらもAWAYなので最低限の結果と評価する。 この難しい試合をダブルボランチがうまくバランスを取りゲームの主導権を握った。コンサドーレにおいてはダブルボランチは攻守の切り替えのみならず司令塔の役割をも求められる。トップ下がふわふわして2トップが空回りしがちなコンサにおいて後ろと中盤からのビルドアップは生命線だ。 いまコンサは深井と上里でリズムを作っていると言っても過言ではない。 コンサのサッカースタイルは、前線だけが目立ち過ぎても上手くいかず、かと言って守備的になり過ぎてもサポが黙っちゃいない。10メートルバックパスしたら20メートル前に蹴り出さないとブーイングの嵐だ。21年目だから昇格して万歳とはならない。 いまやってるサッカーがちゃんとJ1で通用するか、あと数年継続してより進化できるか、サポの要求は昔よりハードルが高めとなっている。 金管も木管もパーカッションもバランスよく音を出す。ある楽器だけが目立ち他の楽器の音をかき消すような吹奏楽部を誰が評価するのか。どの楽器からも一緒に音が聞こえるから聴衆(観客)は引き込まれるのだ。フォルテは皆んな同じフォルテじゃなきゃダメだ。パスの長さ強さも共通認識しなくては。同じ場面なのにあるパートではフォルテ、あるパートではメゾフォルテ、これが今のコンサの不協和音の原因だ。 つまりどのポジションからのパスも主張し過ぎず、各選手の技が上手く絡み合い厚みを出さないと、この後勝ち点3を積み上げていくのは困難になる。 具体的には外国人のプレーを活かす動きを日本人達でもっと考えて欲しいのだ。都倉賢、内村圭宏だけではJ1は生き残れない。今から来年を見据えて戦っていくんだ。その意味では首位にこだわるのは当然の事だ。追われる立場で、苦しい立場でコンサドーレのサッカースタイルを完成させてみろ。編み出したサッカーは迫力で他チームを凌駕するだろう。 いいか?ライバルは松本山雅じゃないぞ!浦和、鹿島、ガンバなんだぞ!志しは高く持てよ〜!
posted by odo5312 |18:35 | コンサドーレ創立20周年 | コメント(4) | トラックバック(0)