コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年10月24日

新しいファンがこないとスタジアムは埋まらない

ホリエモンの発言より。
新規顧客を獲得するにはコストがかかる。
一方でリピーターに手厚いサービスをしたほうが、クラブの生涯獲得価値(ファン一人当たりの利益額)は高くなる。
コンサの今の戦略は、どっちも中途半端な印象を受ける。

理想は築地の市場跡地にサッカー専用スタジアムをつくってショッピングモール、フードコート、ホテルを収容すること。日本サッカー協会はJFAハウス(東京・文京区)なんて何もお金を生まないビルを持ってどうするんですか? 今売ったら100億円以上になる。そのお金で銀座スタジアムを建てればいい。JFAはその横につくればいいんですよ。(ホリエモン)

5年以内にコンサドーレの新スタジアム建設(計画)として、では年間売上利益の何%を積立に回せるのか、土地選定で行政やパートナー企業の同意を得られるか。
スタジアムの周りにどういう業種のどんな施設を併設できるのか。この複合施設で通年で稼働させるような方向性は野々村社長の構想と似た部分でもある。けして夢物語ではない。
なぜならドームでは経営効率が悪すぎるからだ。1試合でどれくらい利益が出ているかという問題、そして新スタジアムで採算が取れるのかという問題を天秤にかけながらという話かと思う。もちろん札幌ドームはW杯の器では唯一黒字らしいから(ファイターズのおかげ)現状維持の声が多いだろう。しかしJリーグの中でも相当高いドーム使用料がネックとなってコンサが赤字体質から脱却できないようでは将来的な希望が持てない。選手が試合で稼いだカネはクラブに残っていかないとコンサドーレの企業体力が上がっていかない(=万年J2)というわけだ。


ホリエモンがJに提言 築地市場跡に銀座スタジアム
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000023-nksports-socc

また、興味深いのは以下の部分。

Jリーグは魅力的な投資対象で、世界トップ4から5になれる。トップがプレミア(イングランド)、ブンデス(ドイツ)、メジャーリーグサッカー(米国)そしてJリーグになるのが理想だと思う。投資対象として魅力的な例をつくればみんなくると思うんですよ。(ホリエモン)

将来的に、コンサドーレも投資対象として魅力的なクラブになれば面白いと思う。まずはJリーグが、ゆくゆくは各々のクラブが投資対象になれば面白い。
いつまでも「サポーターズ持株会が筆頭株主」では、先細りするような気がしてならない。

posted by odo5312 |10:30 | 赤黒経営学 | コメント(0) | トラックバック(0)