コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2015年02月09日

雑誌スロウに学ぶ(4)

「みんなが力を出し切らないとイイものが出来ない」

これって、サッカークラブにも言えることだよなぁ…
スクリーンを見ながら考えていた。

上手じゃなくていい。
自分の言葉で語ること。
深い感動を読者に。

萬年編集長は、求められる仕事として以下の2点を挙げた。

・自分を鍛え続けること
・自分自身を見つめること

まさに、コンササポもコンサの選手も、これを自問自答するよね、シーズンが始まればこれの繰り返しだよね。


編集長は続ける。
「必要とされる才能は、根気と継続力なんです」

コンサの応援、コンサの支援、サポーターもCVSもあるいはスポンサードも、実は継続力が大事なんじゃないかなぁ。

そして、さらにこう続けた。

「つながり続ける。いつも実感の伴った世界を大切にしながら、北海道を作って行く」

これも、コンササポ界に言えることだよなって思う。
「実感の伴った世界」というのはつまり、試合での一喜一憂を一緒に体感するってことだ。スタジアムでもスカパーでも何でもいい。同じ時代、同じ季節をコンサと共に過ごすと言う事。同じ空間を経験した者同士はきっと繋がりつづけられるはずだ。


『チビスロウ』の英語版を出して、台湾、シンガポール、タイ、中国に打って出た。10年かけてアジアに発信する体制を整えた。
今やらなければいけないこと。それは北海道の素晴らしさを世界へ訴えかけることだ。
雪まつりに、ニセコに多くの外国人が魅了されている。雪も寒さも観光資源なのだ。サッカーが、札幌ドームが、コンサドーレが…資源にならないわけがない。

一方で、長期的展望に立ち北海道を変えようともしている。
自然破壊した過去を振り返る。自然を取り戻す。
防風フェンスは景色に似つかわしいだろうか。昔の防風林は木々が何列にもまたがって幅広く作られていた。金属製のフェンスをやめて1列でも2列でも防風林にできたら…。北海道の魅力はまだまだ変えていけるはずだ。
そうした思いから木を植え始めた。


サッカーもそう。
北海道らしいサッカーってなんだろう。
駒大苫小牧高校が夏の甲子園で二連覇した。誰もが死ぬまでに経験できないと思っていた事をやり遂げた。コンサにも可能性だけはある。北海道だからこそ大胆に歴史を塗り替えられる。

夢を見て、妄想して。
また冒頭の言葉に還る。

「みんなが力を出し切らないと…」


つづく


posted by odo5312 |20:07 | 赤黒経営学 | コメント(0) | トラックバック(0)