2014年10月20日
得失点差の法則
プレーオフの枠をめぐり残り5戦白熱の戦いが繰り広げられる。 J2を終盤まで盛り上げ客を繋ぎとめるという役割は果たしているといえよう。 さて、札幌の残り5試合は王者湘南戦から始まり名波磐田戦で幕を閉じる。 全勝したとしても上位が負けない限り、なかなか難しいところではあるが、いくつか可能性がある。 一つは小野伸二の復帰だ。 3-4-3の真ん中に小野伸二が入れば、ノノ社長が言うところの 点が取れるボランチ(強化の重要ポイント) を配置できるので、もともとコンサが目指すサッカーができるかもしれない、 し、できないかもしれない。J2サッカーはそんなに甘いもんでもないし。 小野伸二の復帰がチームを動かす起爆剤となるのは確実だ。 ファイターズの稲葉みたいな効果が生まれればもうけもの。効果が出なくても 一定の集客効果にはなる。湘南戦のチケット売上が今季の損益計算書上の大きなヤマになるのは間違いない。 二つ目は、エース内村の復活。 ここまでなんとか得失点差+2で収まっているのは、とっくん都倉のおかげ。 ここで本来の得点源が爆発してくれれば、なんとか二桁にまで持っていけるのではないかと思う。 三つ目は、不透明要素ではあるがラッキーボーイや日替わりヒーローの誕生だ。 昇格する年はこういう選手の一人や二人は必ず生まれる。2007年の岡本、西のような若武者が出てくるのか、出てこないのか。 コンサのユース戦略は頭打ちとは言わないけれど、J1級の選手を生み出すインパクトには程遠い。(J1にドナドナされる可能性はあるけれど) コンサドーレがJ1に上がりそこで活躍できる若梟。 何人か候補がいるけれど、大卒即戦力の上原拓、工藤あたりには今季中にまだチャンスが巡ってくるような気がする。というかプレーオフ争いを経験させ、メンタル的に成長させたい。 こういう部分は栗山監督じゃないけれど、キャンプよりも実戦の真剣勝負でしか養われないものだから。 得失点差と順位はだいたい比例してくるものだ。 http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/standings/j2 松本の26は、さすが反町監督といったところか。 (反町サッカーの好き嫌いは別にして、結果は出ているという意味で) 磐田の14。まずプレーオフは間違いない。その先はわからない。 北九州4。ここは射程圏内ギリギリ。連敗のタラレバ前提で 千葉の9。ここもPOまでなら鉄板か。昇格有力候補の一つ 山形11。認めたくないけど、石さんらしい手堅さが出ている。穴馬 岡山の1。ここは完全に射程圏内。勝ち点でも逆転可能 大分-4。当然逆転可能。 というふうに見ていくと、他力本願ながら、7位までは上がれそうな雰囲気はある。 あくまでも雰囲気。 湘南戦と磐田戦がドームであるのはやはり営業的に大きい。 特にJALサンクスマッチは是が非でも勝ちたい。 http://www.consadole-sapporo.jp/news/2014/10/017813.html ただ勝つだけじゃ物足りない。J2王者よりも面白いサッカーができる事を証明せねば…。 小野伸二を使って、面白いサッカーで勝つのだ。客を楽しませるんだ!! クリエイティブなサッカーがやりたくて始めた戦略を捨て去るのはもったいない。お客さんが湧くサッカーを追求してもらいたい。
posted by odo5312 |06:57 | データファイル2014 | コメント(0) | トラックバック(0)